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第53話 お前…

「・・・・お前は…」


そこには俺よりも背の高い女が横たわっているアリスに近づこうとしていた


「ふん、何やら周りとは違う強い気を感じるかと思えば、、ただのガキか…」


「お前は誰だ?」


「死に行く人間の名前なぞ知ってどうする?」


そう言ってその女は俺に向けて風魔法を使ってくる


(強風に対して持ちこたえるので精一杯か…!)


風魔法には風魔法で対抗するが、やはり練度の差であろうか、かなり押し込まれる


「ほう、私に対抗する力を持つとは、、、面白い、だが死んでもらう」


そう言ったかと思うと突如目の前に閃光が走り少し目が眩む


(うおっ!?)


突然の事で少し動揺するが、その閃光の中に何か細い物が俺に向かってくるのが見えた


ドカァッ!パキパキ… 壁に奴の手が突き刺さる


「危なっ!壁貫通するってどんな手してるんだ!」


「これを避けるか!だが甘い!」


プシュー… 何か奴の突き刺さった腕から蒸気が噴出するような音がする


(壁を溶かしている!?)


奴はそのまま突き刺さった腕を引っ込める事なく俺に振ってくる


ドチャッ! ブウッ!


溶けた壁の液体が辺りに散らばる、その中で俺はなんとか腕を回避することに成功した


「どうした、攻撃してこい!」


「言われなくともやってやるよ!」


バァン! 前回から改修して連射が出来るようになった銃を撃つ


「なぁっ…!?」


銃弾は見事奴の胸を貫通する


「フフフ、中々面白い武器を持っている…」


「それで、お前の目的は彼女か?」


「当たらずとも遠からずだな、たが私がここに来た時点で目的は半分達成されている…」


「なんだと?」(何か来るか…)


「では、、、さらばだ!」


そう奴が言ったかと思うと突如奴が爆発する


(自爆!?)


すると当たり前だが天井が少し崩落し、青空が天井に空いた穴から見える


「最後の置き土産だ!取っておけ!」


「逃がすかぁ!」


バァン! 奴に銃を撃つが、それを゛何か゛に阻止される


「・・おいおい、嘘だろ…」


ガァァァァァッ!


俺の目の前には、、リカルドが居た、しかも腹部に先程撃った銃弾のダメージをもろともせず平然な顔で


「き、気をつけて、ソイツは悪魔化してる…!」


「あぁ、任せろ」


そう言うと安心したのか彼女はまた倒れてしまう


グラァァァァッ! ボウッ!


悪魔化したリカルドは人間だった頃お得意だった炎魔法を使ってくる、しかもかなり強化された物を


「室内で戦闘するもんじゃないな…」(何処か広い所へ…)


そう思った俺はここが試合会場である事を思い出す


(そうだ、この後ろには確か会場がある筈、あそこまで行くことが出来れば…)


だが先ずは奴の目標が誰であるのかを確認する為に俺は彼女から離れる


グラァァァァッ!


(狙いは俺か!)


目標を確認した俺は次に奴を会場まで誘い出す為に壁に穴を空ける


(緊急事態だししょうがないよな)


ドカーン!ドカーン! 爆裂魔法で壁を一枚一枚割っていく


「さぁ来い!思う存分戦える所に連れて行ってやる!」


ガァァァァァッ! 


そうして俺は壁を突破して会場まで飛び出す


「なんだ!」「何が起こってるの!?」


まだ退館していなかった客が騒ぐ


グラァァァァッ!


奴は元人間とは思えない身体能力を使って俺を追ってくる


「さぁ、ここで決着をつけてやるよ…」


そうして悪魔化してパワーアップしたリカルド対俺が始まるのであった…


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