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第52話 彼女の実力

対抗試合は順調に進み、ようやく彼女が出てくる


「おーっ、来ましたな!おい、誰かいるか!」 


「はい、何でしょう?」


「我が娘のクラスに持ってきた金全部賭けてこい!」


「はい、承知しました」


そう言って足音が遠くに離れていく


「そこまで自信があるんですか?」


「我が娘は最強ですから!負けるはずがありませんよ!」


「そうですか…」(でも全賭けはヤバいと思うんだが…)


そして暫くするとようやく試合が始まる


「お待たせしました!ようやく本日の本命である試合が始まります!」


そう言うと観客が今までよりも歓声を上げる


「それでは始めます!」


その一言で観客が一斉に静かになり…


「それでは、、、、始め!」


ドカーーン!! 初手恒例の爆裂魔法が炸裂するが、今回は少し違っていた


(魔法が右に偏っている?)


お互い初めは互いに横一列に並んでいる関係上、右に偏るなんて事は有り得ないのだが、その秘密は直ぐに分かった


「・・風か」(皆の髪が右に向けてなびいている…)


「娘の得意分野は風魔法ですからな、学園でも1、2を争う程に」


「なるほど…」


それから次に彼女の組からの攻撃が相手の組を襲う


(風魔法で相手を2分割して包囲してるな)


そこから敵を各個撃破して、相手の選手はみるみる減っていく


「う、うわぁぁっ!」 ドカーン!


そうして10分と経たずして最後の一人が倒される


ワァァーーーー!!


観客も大盛りあがりで今まで以上の拍手喝采となる


「フフフ、流石我が娘ですな、あっという間に蹴散らしてしまった」


「優勝するまで何事も無いと良いんですがね…」


「そうですな、いやー我が娘が優勝のお立ち台に上がるのが楽しみですよ!」


(この人全く歪まないな…)


        〜4時間後〜


その後も彼女は順調に勝ち進み、最後の決勝戦も多少苦戦したものの難なく優勝をもぎとる


「面白い!実に面白いと思いませんか!」


「そうですね」(確かに面白かった…)


「特にあの…」


そこからアルベルトさんによるアルベルトさんの為の感想がズラリと並んでいくので途中から俺はもう適当に相槌を打つ


        〜20分後〜


「・・ですね!」


「あぁ、そうですね…」(もう十分だ…)


「おや?大丈夫ですかな?目が死んでいますが…」


「いや、大丈夫だ、それよりも彼女の所に行ってくるよ」


「おっ、そうですな、後は頼みます」


そうして俺は部屋から出て彼女の所に向かう


(長かったなぁ、、よくあそこまで熱弁できるもんだ…)


それだけ大切に思っているということだろうとも思うが今度はもう流石に止めてほしいと俺は思った


「えーと、彼女の待合室は…」(確か146番だったな)


そうして俺は彼女の待合室を見つけてそこに入る


ガチャッ…


「・・・・・・・お前は…」


そこで俺はとんでもない者を見るのであった…


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