表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/166

第48話 ストーカー

「・・まぁそんな訳だよ!これから宜しくね、皆!」


「「よろしくお願いしますっ!」」


編入の挨拶を王子が終えるとクラスの生徒がそれに返事をする


(はっきり言ってクソうるせぇ…)


単純に部屋がそこまで大きくないのが原因だろうか、小学校で歌う合唱の時のように音が反響している


「えっと、殿下はあちらの37番席にお座りください」


「分かったよ、それとこれからはその敬語止めてください、自分も生徒の一人なので…」


「は、じゃなくて、、分かった…」


「うん、それで良いよ!」


そう言ってガラルド王子は俺から見て右側にある37番席に座る


「さて、しばし長くなったが今後のスケジュールを話す!二度も言わねぇからキッチリ覚えとけよ!」


そうして教師が今後の予定を話していく内に今月に面白そうな予定があった


「そして1週間と4日後にクラス対抗試合がある!この前は2位だったが今回は一位をもぎ取ってこい!それから…」


「なぁ、クラス対抗試合って…?」


「同学年の異なるクラスで集団決闘をする、他の人には楽しいらしい」


「お前はどうなんだ?」


「・・つまらない、何故戦わなくてはいけないのかという理由が不明」


「えっ?普通に戦闘力を測定したりするもんじゃないのか?」


「そうじゃない、全員私より弱いから…」


「なるほどなぁ、、でもまぁ相手も強くなってるかもしれないじゃないか?」


「・・そんな事があればの話だけどね…」


「学習しないのか…」


「戦術も無しに教科書通りの事だけをしてくるから動きが単調、はっきり言って雑魚」


「だが油断は禁物だぞ?」


「分かってる」


カーン、カーン、コーン!! 「よし、一限目は数学だ、全員解散!」


そうして俺達は数学の教室に向かっていたが…


「なぁ、分かるか?」


「ん、誰かにつけられてる、距離13m」


「どうするよ?逃げるか?それとも捕まえるか?」


「私としてはどちらでも良い」


「じゃあ捕まえよう、先行ってくれ」(彼女が狙いならこれで…)


そうして俺は真っ直ぐな通路で彼女だけを前に出して、俺は脇にそれて壁にもたれ掛かって待機する


(さて、追ってくるやつは誰だ…?)


ストーカーは段々と近づいてきて…


(3、、2、、1、、今だ!)


チラッと見えた瞬間に飛び出して捕まえる


「わわっ!?なんだよ!」


「ん?あぁ、例の王子じゃねぇか、俺たちをつけてきてどうしたんだ?」


「あ、あははは…」


そうして俺達はガラルドから話を聞く


「で、なんで俺達を追っかけてきたんだ?」


「そ、それは…」


「なんだよ?」


「君の事が知りたかったからだよ!」


「ん?アリスが?」


「違う違う、君だよ、君」


「あ?まさか俺か?」(男にストーカーされるとか普通に嫌なんだが…)


「そうだよ、あと…」


「なんだ?」


「なんで僕は縛られているんだい?」


「え?駄目なのか?」


「いや、そうじゃなくて!」


「足は縛って無いから良いだろ」


「そう言う問題じゃなくて…」


「まぁ良いや、多分理由としては俺を知りたいとかそんなのだろ、それと一国の王子がストーカーなんぞもうするなよ?」(なんで直接聞いて来ないかね…)


「う、うん、分かったよ…」


「よし、じゃあそろそろ教室行くか」


「うん」


そうして俺達は走って教室まで行く


「あっ、そういえば捕まえたときの縄解くの忘れたな、、まぁ良いか、元気有り余ってるみたいだし」


「私は最初から気づいてた」


(せめて解く位してやっても良かったかもなぁ…)


そう思う俺なのであった…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ