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第40話 ようやく

初めて創造魔法を使った後、俺は早速色々な物を作っていた


(ある程度自由に形と機能を付けれるのは嬉しいなぁ…)


例えば巻き尺の様なボタンを押すと巻き戻ったりする機能を付ける事も出来た


カーン、カーン、コーン!! 授業3分前のチャイムが鳴る


「さぁ、一旦止めて教室に行く」


「あぁ、ちょい待ち、、はい出来た!さぁ行こう」


「気を付けるんだよ〜特にあの小僧にはね〜」


そうして一旦隠し部屋から出て教室に少し早歩きで戻る


「大丈夫?」


「何がだ?」


「魔力量、かなり減ってる」


「え?」(何も感じないが、、一応見てみるか…)


そうして一旦確認してみると…


(えーと、あったあった、魔力残量2ィ!?こんなに減ってたのか…)


「にしても良くわかったな」


「高レベルになると多少は感覚でつかめてくる


へぇと思いながらも俺は教室にたどり着く


(ん?なんか人で一杯だな…)


よくよく見ると女子の大群で、教室にべったり張り付いていた


(うわぁ、ここに女子の大群が居るってことは…)


アイツしか思いつかないが、それが理由で遅れたなんで笑い話にもなりゃしないので前もって女子と女子の間に割り込んで道を作る


「ん、ありがとう」


「これぐらいは何ともないさ、、それよりも…」


「うん、アイツの気配がする、すっごい不気味…」


(アイツの気配は不気味なのか…)


そうして教室に入ると、、やはり居た


(うわ、やっぱりいた、、しっかり決めポーズも取って…)


今回は教壇の机に足をかけて、時々こちらをチラッと見てくるのが少しうざい


(女子達の様子から見て間違いなく決めポーズを取ってるとは思ったが、、まさかの教師が使う机に足をかけるとはな…)


流石に反応に困り、ずっと膠着状態でいると、アリスが先に動いた


コツッ、コツッ、コツッ… 


(あっ、普通に通り過ぎていくのね…)


今度も普通に通れるかと思ったが、こっちを見ていた事もあって今回は呼び止められる


「お、おいおい!何か一言ぐらいないのか?」


「あなたに言うことは一つもない」「なっ…」


(うわ、ズバって言ったなぁ…)


「クッ…!」


何を思ったのか王子が彼女を掴もうとするのでその手を俺が掴んで阻止する


「・・誰だ、お前は?何故私の邪魔をする…?」


「うん?最初から彼女と一緒に居たんだけど、、え?もしかして見てなかったか?」


「ふ、ふん!ムシケラの様な者をいちいち覚えてる程の暇は無いからな」


「あっそう、じゃあこの手を引っ込めてくれないか?いい加減疲れてきた」


「うるさいっ!お前が手を引っ込めたら済む話だろうがあっ!」


そう言ってますます腕の力が強くなる


(なんてパワーしてやがるんだコイツ…)


そうしていると意外にも向こうが先に折れる


「・・ふん、俺としたことがこんな奴に構っていたとはなんという不覚だ、、まぁ良い、それよりもお前、お前は彼女の何なんだ」


(おっと、定番の質問をしてきたな、だがそれを待っていた!)


「彼女の護衛兼婚約者だが何か?」


そう言うと彼の目が一瞬固まるが、程なくして元に戻る


「アッハッハッハ!面白い、何を考えているのかは知らんが良いだろう、そこまでしてこの俺と勝負したいのなら乗ってやろう」


そう言って王子は教室から出ていく


「ふう、これで良かったんだよな?」


「うん、これで良い、あとは勝てばそれで終わり」


(まさか視界にも入ってないとは思ってなかったが、、ようやくかぁ…)


そうして次の日、俺宛に決闘の手紙が来た、差出人はもちろんあの王子だった…


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