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第38話 退屈

黒板消しが落ちてくるということもあったが、それからは特に問題らしい問題もなく、至って普通の学園生活を送る彼女に、俺はあることを言った


「めちゃくちゃ暇だ…」


学園に入学する訳ではないので勉強に参加する必要がないため何もすることがなく、やることと言ったらただ彼女に付いていくだけだった


「そう?ならアイツを倒す練習でもしてれば良い」


校内の移動中、とりあえず彼女に相談してみた結果がこうだった


「いや、訓練所でも無いのに校内で魔法使うのはな…」


火魔法等の魔法で出される物は本物の物と殆ど性質が一緒のため、校内で放つと火災の恐れがあるので中々使えなかったのだ


「それなら創造魔法でも使えばいい」


「なんだそれ?字面だけ見たら物を創り出すとかそういうものか?」


「正にそう、体内にある魔力を使って物質を創り出す、この世で最も解明されていない魔法」


「ほ〜ん、で、そいつは校内でも使っても良いのか?」(そりゃ手に触れれない物から手に触れれる物が創れたら訳わかんねぇよな…)


「うん、創造魔法で創る火は火魔法で作るよりも力が弱い、だから大規模な物以外なら校内で創造魔法を使うことは許されている」


「なるほど、、なら今度一回やってみるか!」


「それがいい」


そうして俺は創造魔法とやらを練習してみることにしたのだが…


「うん、どうやったら良いんだ…?」


「本では頭で創り出したい物を考えて魔力を使うとだけ書いていた」


「まったく情報が足りねぇ…」(さすが最も解明されていない魔法か…)


「・・・あっ、確か…」


何か思い出したような顔をした彼女は一目散に何処かに行ってしまう


(あっ!何処行った!?)


咄嗟の事だったので彼女が走っていった方向を確認しておらず、完全に見失う


(しょうがないけど、、総当りで探していくか…)


そうして俺は学校中を走り回り…


        〜図書室〜


「あっ!ここに居たか!」


探すこと約7分、遂に発見した彼女は腕に大量の、、食料を持っていた


「追ってきたの?」


「ハァ、ハァ、、当たり前だろ、、んで何探してたんだ…?」(なんだその食べ物の数…)


「確かここに…」スッ…


おもむろに彼女は本棚にある一冊の本を引く


カチッ! ロックが外れたような、そんな音がする


「えぇ…?」


ゴゴゴゴゴ… 本棚が少し引っ込んで下に下がる


「ほら、ここにあった」


「見るからにヤバそうな雰囲気なんだか…」


下がった本棚の奥には階段があった、しかも照明がない


ポワッ…「ここに彼女がいる、行こう」


そうして彼女は光魔法で光る球体を空に浮かばせて階段を降りていく


(なんで図書室にこんな物があるんだよ…)


しょうがないので俺も降りていく


コッ、コッ、コッ… 床は今まで木製だったのがここは石製になっていて足音が大きい


「なぁ、これ何処まで行くんだ?」


「付いてくれば分かる」


それだけ言う彼女に俺は黙って付いていくと…


「あ、やっぱりいた」


「え?誰だ?」


階段を降りた先には小部屋があり、小部屋は案外整った内装をしていて、真ん中に机があるのだが、そこに白衣を着た人物が1名横たわっていた、傍から見たら死んでいると思われるだろう


「ほら、起きる」


彼女はなんの躊躇もなく横たわっている人を横に揺らす


「んん、ん〜?あぁ、アリスかい?って、それは!」


「どうせ要るだろうと思って持ってきた」


「ありがとう〜我が最高の弟子よ〜」


「あなたの弟子になった覚えはない」


「冷たいな〜いつも…」


(本当に誰なんだこの人は…)


「ん?見ない顔だね、新入部員かい?」


「彼は私の護衛兼疑似婚約者、、勘違いしないでよね…」


「しないしない、それよりも、、、最近来なかったんだけどどうしたんだい?」


「食べながら喋らない」


ゴクッ!「腹が減ったんだからしょうがないだろう?」


「あの〜、その人誰?」


「世界でも珍しい魔法を得意としている人」


「えへへ〜照れるなぁ〜」


「でもポンコツ」


「うぐっ…」


(なんだこのコント…)


そう思う俺なのであった…


この前評価で星5を頂きました、ですがこの小説は私自身主人公があまりにもチート過ぎて面白くないと思うので直ちに星3に修整することを推奨します(でも星5をつけて頂いてありがとうございます)

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