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第25話 海の魔物

今日は年末ということで2作品合わせて6本投稿になります

「総員戦闘配置!繰り返す!総員戦闘配置!これは演習ではない!」


(今回は肉声でのアナウンスか、、そういえば模擬戦騒動で発生機が故障してたな…)


俺は今、接近してくる魔物に対応する為に司令所に来ていた


「ご主人様、対応はどうされますか?」


「とりあえず対潜爆雷でも何でもいいから対潜装備は全部出せ」


「承知しました、展開完了まであと17分です」


「あぁそうだ、例の、、マナリアだっけ?四天王にこの魔物について聞いてくれ、聞けなかったら聞けなくてもいい」


「そちらも承知しました」


「ねぇあなた!何か来るの!?」


「あぁやっぱり出てきたな、、椅子にロープで縛っておいたハズだが…」


「でもあなた跡を残さないように緩くやってたじゃない、あんなの簡単に突破されるわよ」


「確かにそうだが何重にも巻いてたハズなんだがなぁ…」


「それよりも!今度は何が来るの!」


「海から魔物が高速で接近中です」


ロダがそう言うと彼女は目を光らせていかにも行かせて欲しいような目でこちらを見てくる


「まぁお前が出るのは防衛ラインが突破されたらだ、それまで座っていなさい」


「分かったわ!」


そう言うと彼女は俺の上に座ってくる


「おい、、、なんの真似だ…」


「あら?こういうの嫌だったからしら?」


「・・嫌ではないが…」


「お仲が睦まじいようで…」


「俺は一人だけなんだがなぁ…」


「あの人だけに独占はさせないわよ〜」


「はいはい、そう言う話は後でやろう、それよりも今の事に対処するんだ」


「分かってるわよ〜」


「報告!第一派攻撃隊が接敵します!」


そうオペレーターが言うとモニターに映像が映し出される


「第一派の中核は?」


「対潜爆雷・魚雷を装備した無人機隊です」


そうしてモニターには攻撃する無人機隊が映し出される


「・・効果なし、目標は依然進行中」


「ダメージは分かるか?」


「四天王から聞き出せた情報から算出しますと、、およそ敵の装甲板にヒビが入った程度かと…」


「無人機が数十機攻撃してそれか」


「はい…」


「第2派攻撃隊の中核は?」


「水上艦艇からの対潜ロケット・魚雷等です」


(無人機隊が積む弾頭よりも強力だが、、果たして…)


「第2派攻撃隊接敵!」


そうしてモニターには数隻の艦艇からありったけの弾が発射される様子が映し出される


「ggyyyaaaaaaaaaaaa!!」


すると海中から目標が姿を現す


「・・デカイな、、駆逐艦2隻ぐらいか…?」


「ggyyyaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」キュィィィン!


「敵から高魔力反応!攻撃が来ます!」


「ggyyyaaaaaaaaaaaa!」ドカーーン!


すると充填が終わったのか、目標から光が発射され、何隻かの駆逐艦に命中する


「駆逐艦メタリア、アヴィオール、ラスファルテ被弾!上部構造物が消し飛びました!」


(装甲は薄いとはいえなんて威力だ…)


「水上じゃまるで無敵ね」


「じゃあいっそのことアイツを陸に引き上げてみるか?」


「出来るの?」


「理想通りに行けばなんとかなるが、、そう現実はうまくいかん」


「やってみる価値はあるんじゃないの?」


「うーん、、やってみるか!」


「ご主人様、一体何を…」


「ロダ、ここにはロープがどれくらいある?」


「はい?ロープなら有り余るほどありますが…」


「ならそれを今すぐ繋げてデカイ網を作ってくれ、大至急だ」


「は、はぁ、承知しました…」


「あと緊急の会議をやる、至急、みんなを集めてくれ」


「承知しました…」


そうして俺は会議室に向かう


ガチャッ! 「皆揃ってるか?」


「はい、揃っていますが、何かするのですか?」


「あぁ、今日は網釣りをしたいと思う」


そう言うと全員の口元が少し緩む


「ですが司令、網釣りと言ってもどうやってするんですか?」


「簡単だ、艦隊を空中と海中に潜らせて網を張る、それをヤツにかけて陸に引っ張り出す」


「えぇ?ですが大丈夫なんですか?」


「無論絶対に成功するわけじゃない、そのためにあることをする」


「ある事とは…?」


「つい最近試験が終了した無人艦があるだろ?それをヤツの口に突っ込ませて自爆させる」


「「「自爆!?」」」


「あぁ、そうでもしないとヤツの口を封じれないからな」


「ですが貴重な試験艦を…」


「試験艦でも量産されればそれは貴重な艦では無くなる、もうすでにデータはあるし次の建艦も始まっている、心配するな」


「・・分かりました、それで行きましょう」


こうして大掛かりな釣りが始まろうとしていた


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