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第23話 模擬戦

バタバタバタ! 基地内を複数人が走り回る音が響く


(まったく、、!確か模擬戦場はFブロックだったな、急がないと…!)


「・・繰リ返ス、総員Fブロックヨリ退避セヨ、繰リ返ス…」


基地内のスピーカーからも模擬戦場があるFブロックからの退避命令も出され、自分が向かっている反対方向かれ隊員達がどんどんやって来る


「司令!どこに行かれるんですか!?」


「あいつ等を止めに行く!お前らは安全な所に避難しておけ!」


時々そんな会話もしつつ走っていく


(あとちょっとで…!)


カッカッカッカッカッ…! 階段を登り最上階に上がると向かい合っている二人が上から見える


「お前ら何やってんだー!!」パスッ!


そう言うと俺は銃からロープ弾を撃ち、巻き取ることでリング上に空から飛んでいく


キュィィィン!!(減速!)


バァァァッ!! ロープを地面から切断するのと同時に靴の減速用エンジンを起動させてリングに着地する


「あら、あなた来たのね」


「いやその前に今すぐ止めろ!やるなら本基地が到着してからにしろ!」


「分かってるわよ、ちゃんとリングには傷つけないから、、ね?」


「嘘つけぇ!お前そう言って破壊した数どんだけあると思ってんだ!」


「まぁまぁ、あなたも四天王の戦闘データ欲しいでしょ?」


「ぐぬぬぬ…」(確かに戦わずに倒しちゃったからデータも欲しい…)


「ね!だからやらせてよ!」


「・・・まあいいが、殺るなよ?」


そう言って四天王を見ると多少の汗が確認出来た


(これ大丈夫か…)


「それでは開始します!」


「え?ロダ!?まだ俺がリングに…」


「司令も参加してください、最近お体を動かしていないでしょう?」


「待て待て待て!別に俺は戦いたくは…」


「気が利くわねロダ!あなたと殺り合えるなんて何時ぶりかしらね!」


「おおよそ5ヶ月ぶりでございます、ちなみにその時はリングの全損と衝撃波による周辺施設半壊の被害です」


「それが過去最高の被害だったな…」


「何でも良いわ!行くわよー!」


(くそう!やっぱりこうなるのか!畜生めぇぇぇ!!)


ビィィィッ!! 模擬戦開始のブザーが鳴る


「ハアッ!」ブゥン!


最初にリアが手製のナイフを4本ずつ投げてくる


(右に避けて、、、、追尾型じゃないな)


「舐めないで頂きたい!」


四天王はナイフを火魔法で落としつつ火を伸ばしてリアへの攻撃と防御を並行で行う


「魔術の四天王とは伊達じゃ無いようですね!」ブゥン!


「当たり前だ!」


(うわー、これ両方半分くらいの力出してるんじゃないか…?)


防御して、反撃して、防御しての繰り返しが続く、ちょくちょくこっちにも流れ弾が飛んでくるが、そこまでヤバい攻撃は飛んでこない


「食らえ!」ブゥン!


「小賢しい!」  ドカン!


「なっ!?爆発した!?」


四天王がリアのナイフを防御しようとすると攻撃に触れたリアのナイフが爆発し、防御魔法ごと四天王が吹き飛ばされる


(リアは手製のナイフに特性を付与することが出来て、触れたら爆発したり相手を無差別に追尾したり出来る…)


攻撃が多少こっちにも流れてくるのもその為で、追尾してくる分には弾けば落下してそれで終わりなのだが、現在リアは2種類の特性を一つのナイフに付与することが可能で、追尾しつつ触れれば爆発する、なんて特性も付与することが出来る


「出鱈目な!」


「アンタの魔法も出鱈目でしょうが!私のナイフが貫通しない防御魔法ってどれだけ硬いのよ!」


「まぁ戦車の試験ではリアのナイフが貫通しないことが条件なぐらい貫通力が高いからな…」


「あなたに会うまでは私のナイフもまだまだだったけどね!」


「おっ、そうだな」(っていうか第三者と会話できるほど余裕があるのか…)


        〜2時間後〜


「ハァ、、ハァ、、どれだけ魔力あるのよ…」


「あなたもどれだけナイフ持ってるのよ…」


隅で壁への攻撃を防いでいた俺はそれほど疲れておらず、まだまだ動けるのでそろそろだと思って両者の間に立つ


「はい、ここでもう終わりだ、両方とも限界だろう?」


「いえ、、まだよ…」


「ロダ、両方の状態はどうなってる?」


「両者とも消耗しています、ご主人様の言うとおりもうそろそろかと…」


「そういうことだ、引き分けにしておけよ…」


だがまだ両方とも戦おうとするのでしょうがなく銃を取り出して麻酔弾を撃つ


バタバタッ!


「おーいロダ!医療班呼んでくれ〜」


「現在急行中です、それよりも今回はあまり被害が無いですね」


「多少は逃したが70%ぐらいは弾いたからな、、、多少設備が焦げたりしたがまぁ多分大丈夫だろ」


「司令といえど不可能なことはありますか…」


「当たり前だ、俺でも完全防御は無理だ」


「そうですね…」


そうして今回の模擬戦騒動は終わるのであった…


(・・他の四天王ってどんな強さだ…?)


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