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第22話 四天王の強さ

「検証はどうだ?」


「はい司令、検証は十分に進んでいます、ですがこの基地だとなかなか大型の設備が揃えられないもので…」


「分かった、それに関しては本基地をこっちに呼び出している、あとちょっとすれば来るはずだ、それまでにできるだけ解析を進めておいてくれ」


「了解しました!」


俺は今、昨日鹵獲したあの球体の解析の進捗を見るために臨時の研究室に来ていた


(まぁ殆どはここの気象の解析の為に来た研究員達だし、まぁそんなには進められないか…)


そう思いつつ俺は研究室を出て、今度は捕まえた四天王の尋問室に向かった


「やあ、気分はどうだ?」


「なっ、貴様!ここは何処だ!」ガキン!


「あーやめろやめろ、今のお前の力じゃその鉄格子は突破できん」


「なにっ?、、、確かに力が前よりも衰えた気が…」


「力を抑える結界を張ってある、だいたい、、、半分程度にはなってるんじゃないかな?、あと質問には答えてやろう、ここは海上に建ててある基地だ、もっと詳しく言ってやろうか?」


「なっ、、確かに私はこの世界を一通り見て回ったがこんな床は初めてだ、、、鉄製か?」


「おー、流石四天王、よくわかるな」(まぁその鉄に加工を加えたものだから厳密には違うがな…)


「・・・それで…」


「なんだ?」


「この私をどうするつもりだ?処刑するのか?」


「何もしない、お前には全くの無関心だ」


「なんだと?四天王であるこの私に無関心だと!?」


「なんかやって欲しかったか?例えば拷問とか?」


「いや、、、そういう訳では…」


「分かってるよ、この時代じゃ四天王は魔王に次ぐ人類の恨みの対象だからな、捕まえられでもしたら即刻公開処刑か果てしない尋問だろうからな」


「そうだ、だが何故お前はそれをしない?情報というのは戦いにおいて重要なものだし、公開処刑は民衆の気持ちを鼓舞するのには最高のものだ」


「俺がそんなことすると思うか?お前がただじっとしてればこっちも何もしない、名誉の為に自害するとか言うんだったら結構、好きにやってくれ」


そう言って俺は次の場所に向かう為に部屋を出ようとする


「ま、待て!まだ聞きたいことが!」


「落ち着け、まだ話す時間はたっぷりある、今度また話そう…」


そうして俺は部屋を出ると、次に会議室に向かう


「どうだ?会議の程は」


「あっ司令!、例の四天王のについての情報が諜報班より届きました」


「それでどうだったよ?」


「はい、四天王と呼ばれる者は魔王軍内である一つの事に特化した人物達の事のようです」


「なるほど、そこまではどの次元の世界でも一緒だな」


「はい、それで四天王の内容ですが、それぞれ剣術、弓術、魔術、技術の四天王となっています」


「その内の魔術はこの前捕まえたが、、例の球体の技術は…」


「技術の四天王の技術が使われている可能性が極めて大だと思われます」


「ふーむ、、今まで俺達もバリアみたいなやつの研究は進めてきたが、こっちよりも先に研究していたとはな…」


「そればかりではありません、一部では銃のような物が配備されている様です、人類側の呼称では魔銃と…」


「量産には至っていないのか?」


「そこも調査済みです、魔銃自体は量産済みですが、その弾丸が特殊なようで…」


「コストがヤバいほどかかる訳か」


「はい、それでほぼ間違いありません、先日の奇襲ではその魔銃の攻撃で被弾した機体、歩兵や戦車がいくらかあると報告を受けています」


「・・・なるほど、今回は楽に魔王城ふっ飛ばして終わりになりそうにないな」


「少なくともロダ様が提案した通りにしていなければ後々面倒なことになってましたね…」


「面倒くさいな〜、全く…」


「いつもの事ですが次元防衛軍を名乗っている以上はこの事は解決しなければいけませんよ?あの事についても…」


「わーってるよ、それは…」(なんでこうなっちゃったかなぁ…)


コンコン! 「失礼します!」


「ん?なんだ?」


「あの、、リア様があの四天王に対して模擬戦をするそうです…」


「は?、、何処で?」


「野外練習場でらしいです…」


「今すぐ止めろ!練習場とはいえ本基地みたいに頑丈には出来てないんだぞ!」


「それが、、ロダ様が言っても効果がなく…」


「俺も行こう、、、まったく、、あの戦闘大好きめ…」


そうして俺は急遽野外練習場に向かうのであった…


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