第12話 交渉結果
「おーい、起きましたか〜?」
「あれぇ?いつの間にか寝ちゃってたかな?」
俺は今、酒の飲み過ぎで寝た団長が回復するのを待っていて、ようやく回復して起きた団長を見ていた
「ふわぁ〜っ、、寝起きだどどうにも体が鈍くなるんだよねぇ…」
そう言って団長は首を回したりする
「はぁ、、待っているこっちの身にもなってくださいよ…」
「ごめんごめん、美味すぎてね〜」
(本当にこれが騎士団長なのか、、?正直不安でしかないんだが…)
そう思いつつも仕切り直して続きから始める
「・・・それで、交渉結果次第ではこっちは自由に動かせてもらいますよ?」
「分かってるよ、一応人類側に付いてくれるなら王様もとやかくは言わないだろうさ、けれども連合国の代表達がどう言うかは別物だけどね…」
「反発してきそうな勢力はいますか?」
「それはもちろん居るさ、魔族達と融和すべきだと言う勢力も居ればこの機に乗じて功績を上げて連合国内の発言力を高めようとする国も居る、要するに敵はそこら中にいる訳さ」
「はぁぁ〜、、世界を巻き込んだ戦争中だというのに団結しないでどうするつもりなんですかねぇ…」
「まぁ人間欲深いってことだろうね、、、それと、自分と君の連絡手段がちょっと欲しいなあ…(チラッ」
「えぇ、、まぁあるには有りますけど何か大事な事でも?」
「いや、王様達に話したら「それはお前が錯乱してるんじゃないか?」って言われそうでね、「今すぐ君の言っていることの証拠を出せ」って言われたら対処出来ないからね」
「・・・本音は?」
「いちいち会うの面倒!ずっと城に居たい!」
「本性表したな!」
「だって〜、一番いい馬車でもここまで来るのに時間かかるもん…」
「女の人みたいに言っても駄目だ、渡したら解体して量産しようとしたりするだろ」
「・・・チッ…」
「おい、聞こえてるぞ」
「・・まぁいちいち会うのは実際面倒じゃない?時間もかかるしさ」
(・・・まぁ確かに、、それさえすれば俺も揺れる船に乗って船酔い体験もしなずに済むか…)
「・・・しょうがないですねぇ、、一組だけ渡してあげましょう、その代わり交渉失敗しないでくださいよ?」
「そこは任せてよ、ヘマはしないさ」
(不安だ、今のところ不安しか感じられん…)
そう思いながらも俺は小型通信機を取り出して団長にペアの片割れを渡す
「おお、コレかい?なんか丸っこくて小さいけど…」
「それを耳にはめてください、それでその装置のボタンを押し続けるともう一個のペアの片割れに通信出来ます」
「へぇ〜、そりゃ便利だね〜」
そう言って団長は耳に通信機をはめて機能の確認等をする
「それで何か不測の事態があったら通信してきてください」
「うん、分かったよ、じゃあ貰うものももらったし私はこれで城に戻るよ」
そうして俺は団長と別れ、元の基地に戻ったのであった
〜2時間〜
「いかがでしたかな?会談は」
「ロダか、いやぁ団長が意外と酒飲みでびっくりしたよ」
「それはまた…」
「まぁとにかく団長の交渉次第だ、しばらく待とう」
「そうですね、では待つとしましょう」
〜2日後〜
ズサーーサササー… そうして通信機が反応する
「・・・お待たせー、交渉が長引いちゃったけど無事通ったよ、来週以内までに王城に来いってさ」
「分かりました、お疲れ様です」
「あとは頼んだよ〜、お膳立てはしたからね〜」
そうして俺は仲間達を率いて王城に行くことになったのだった…




