第110話 反撃
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ドーン!ドーン!! 宿を出ると大砲の発射音が止むことを知らない様に鳴り続けていた
「うわ、あちこち壁とか屋根がボロボロになってるな…」
「ここは少し高いから、下と比べたらまだマシだと思う」
「火災も酷いですね、そこら中に火の手が上がっています」
「下の方に住んでる人は大丈夫でしょうかね〜?」
そんな会話をしつつとある地点に向けて歩いていると…
「お母さん〜!!」「ど、どうか娘だけは…」
そこには上がってきた海賊共の前で必死に命乞いをしている親子の姿があった…
「・・二人共、殺傷兵器の使用を許可する、余り親子に返り血を付けるなよ」
「「了解」」
そう言って一人は屋根を登り上へ、もう一人はそのまま歩いて前へ出る
「んぁぁ?んだよまだ上玉が残ってんじゃねぇか〜」「やっちまおうぜ兄貴〜」
そう言って気持ち悪い笑みを浮かべて海賊共が親子を素通りして向かってくる
「お前達、覚悟は出来ているんだろうな?」
「あん?おいおい今の言葉そっくりそのまま返すぜ?おめぇこそ覚悟出来ているんだろうなぁ?」
「そうか、、ならば…」
そう言って海賊共に向けて一直線に走り出す
「おぉ!?俺様よりちっせぇ女が勝てる訳…」
「「死ね」」
上に登っていた一人が対峙していた一人と同時に海賊共を攻撃し、次の瞬間には海賊共の首が派手に飛んでいた
「「キャァッ!!」」
「済まない、汚い物を見せてしまったな」 「あんまり見ないようにしてね〜」
「あ、ありがとうございます…!」「お姉ちゃん達ありがとう!」
親子から礼を受け取った二人が戻ってくる
「任務完了です、司令」「終わりましたよ〜」
「良くやった、しかしもうここまで進んできたのか…」
「ここには余り兵士達も駐屯していない様です」
「それか裏で組んでいてそもそも戦闘していないかもですね〜」
「まぁ何にせよ全員捕縛して吐かせれば良いだろう、火の手も上がってきた事だし早く行くぞ」
「「了解」です〜」
それから瓦礫等で通行不能になっていた所を迂回しながら一時間20分程掛けてようやく目的地に辿り着く
「あっ!司令!お待ちしていました!」「随分と予想時間を上回りましたね」
目的地はとある山の中で、そこには隊員全員が集められていた
「あぁ、まさか倒壊した建物で道がふさがれていたとは思わなかったよ」
「うん、あれは酷かった」
「そうでしたか、、全員予定通り集まっています、何時でも作戦行動が可能です」
「分かった、作戦を発表しよう」
そうして俺は事前に練った作戦を伝る
「作戦を伝える、手紙に書いてあったと思うがそれぞれA、B、C、D班に別れている、そして班ごとに割り当てられたブロックを制圧、そして船着き場に停泊している海賊船の制圧が最終目標となる、そして各班にはそれぞれ指揮官が割当てられている、隊員はその者の指示を聞くように、以上だ」
「全員聞きましたね!それじゃあそれぞれ割当の班に別れてくださーい!」
そうして6秒で全員が指定通りに別れる
「よし!それでは制圧作戦を開始する!一人も死なずに帰ってこい!」
そう言うと全員が声を上げて前を行く指揮官の後に付いていく、因みに指揮官に任命したのはあの護衛の四人である
「さて、俺達も行くぞ〜」
「なぁ、私に任せなくて良かったのか?」
隣に立っていたミネスが質問してくる
「万が一俺やお前が不在の時に指揮出来るようにする為の訓練も兼ねてある、問題は無いだろう」
「でもちょっと前まではまだまだひよっこ達だったんだぜ?」
「危なくなったら俺達と最終手段で艦載機からの援護もあるし大丈夫だろ…」(多分…)
「問題ない、彼女達なら出来る」
そう会話しながら俺達は街の方に戻っていくのだった…




