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第105話 久々

建設が始まってから一週間が経ち、暇を持て余した俺達は久しぶりに学園やアルベルトさんの家に行っていた…


「何日ぶりかなぁ…」(全く新しい感覚だ…)


「同感、けど何処も変わってない」


「いや、変わってるのが一つあるぞ…」


それは学園中の道行く生徒の視線だった


「ねぇ、あんな人居たっけ…?」「知らないの?最近王都で…」


顔を近づけて静かに喋っている様だが、意外にも人間の耳は高性能である


「制服も着けてないから当然か…」


「それよりも行く所がある」


そう言ってアリスは先へと進んでいく


(そういえば長らく開けてたけどあの人大丈夫かねぇ…)


そう思いつつ俺は購買で食料を買ってくるアリスを待つ


      〜8分後〜


「お待たせ、混んでたから時間がかかった」


「確か今は昼飯の時間だったな…」


「ん、早く行こう」


そうして例の隠し部屋へ行き、階段の中へと入っていく


「改めて思うけどここめちゃくちゃ暗くないか?絶対ここ転びそうになるだろ…」


「確かにそう、でも不思議と転ばない」


「そういう魔法でもあるのかね…?」


そんな話をしながら階段を降りて、ドアを開けると…


「・・今度こそ本当に死んでるんじゃないか…?」


「大丈夫、本当に酷くなったら自分から出てくる、、かも?」


「確証はないのか…」


「それよりも、生き返らせる事から始めよう」


そう言って彼女は買ってきた食料を例の人の鼻に近づいていくと…


シュバッ!! ガツガツガツ!!


「おおぅ…」(食い方よ…)


目に見えない速さで文字通り飛び上がり、手で掴んだ食料を着地と同時に形容し難い食い方で食料を貪り食っていく


「はい、次これ」


そんな姿を見ても彼女は動揺もせず次の食料を与えていく


      〜30分後〜


「いや〜おかえり!一体何日ぶりだい!?」


「それよりも、、この本の山は何処から持ってきたんでだよ…」


俺の視線の先には何重にも積み重なった本の山があった


「あぁコレ?、上の本棚からありったけ持って来たらこうなったよ!」


「おい、これだけ取ってバレなかったのか?」


「そりゃあ、、ね?」


「何だよ…?」


「いやー、、ちょっと見た人には記憶を弄る魔法を…」


「何やってんだお前!?」


「怒らないでよ〜、あの子達私を見た瞬間物を投げつけてくるんだよ〜」


「それはお前の自業自得というやつじゃないのか…?」


「た、確かに…」


「もう良い、それよりも何か進展は…?」


「それは勿論あったさ!これを見てよ!」


そう言って彼女は本の山から一冊の本を取り出してくる


「『特殊な職業に対する対処法』?」


「そう!これを見つけるのにどれだけ時間を費やしたことか…!」


「それでこの本には何が書いてあるんだ?」


「そうそう!その本には各地で発見されたとても珍しい職業の事が書いてあってね!それぞれ生産や戦闘、農業に関連する珍しい職業が書いてあったんだよ!」


「ほーん、、で万能の職業はどれにに関連してるんだ?」


「それは、、無い!」


「は?」


「いや、本にも万能の職業はレア中のレアでね、世界で確認が取れたのは人じゃなくて遺跡からの文献というね…」


「つまり万能の職業を持ってるやつは居ないが文献に記されてたからついでに書いたってことが…」


「まぁ結論からしてそうだろうね、でも実際に居るとは…」


そういう先生の目には俺を実験材料として見るかの様な目をしていた…


「ほら、すぐそうやって人を使って実験しようとする」


「え〜、良いじゃん!」


「駄目」


「むぅ、、でもちょっとだけなら…」


「私が付いていれば良い」


「やったー!!」


「おい!?」


「大丈夫、本当に危険な時は何が何でも止める」


「そうか…」


そうして俺は先生の実験台にされてしまうのが確定してしまったのであった…


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