第104話 建設
元の国へ帰った俺達は、一日置いてから王様に報告する為、王城へ向かったのだが…
「・・で、王様がどうしたって?」
「うん、自室に入ったっきり出てこようとしないんだよ…」
「何か心当たりは無いのか?」
「うーん、、確か1日前ぐらい、、かな?」
「その一日前に何か無かったか?」
「うーん、、大して普通に過ごしていたけどね…」
「まぁ良いんじゃね?、放っといたらそのうち腹減って出てくるだろ」(一人だけ出てこない奴を知ってるが…)
「そうだと良いんだけどね、、やっぱり心配だよ…」
「しょうがねぇな…」
そう言って俺は銃を取り出す
『ここのポイントに撃ち込んでください』
(そこだな…)
バァン! ロックされたドアに銃弾を撃ち込む
「やる事が派手だね…」
「これしか方法が無いからな、とりあえず入るぞ」
そうして開けたドアから中に入るとそこには…
(・・典型的な引き籠もりのポーズしてやがる…)
「父上、、何ですかその体勢は…」
そこには布団の中にうずくまっていた王様が居た
「ガラルド、、ギャァァァァァ!!」
「それだけ声を張り上げれるなら元気そうだな」
「元気そうだな、、じゃないよ!」
「だったら何なんだよ…」
「君ねぇ!もうちょっと王様の事考えて行動しない訳!?」
「知らん」
「即答!?」
「んで、何で引き籠もってんだよ、惰眠を貪る快楽を知ったか?」
「違うわ!君が訳のわからん組織を勝手に作り上げたせいだろう!?」
「あぁアレな、今や兵力は2万を超えてるぞ」(将来俺を殺すかも知れないけど)
「「2万!?」」
「そんなに驚く事か…?」
「たった一日で2万も集められるのかい…?」
「向こうが仲間にしてくれって頼んできたからそうしてやっただけだ」
「もう良いよ、、好きにしてくれ…」
「あそう?じゃあ地下に基地建設したいんだけど良い?」
「うん、、もう良いや…」
「ちょ、ちょっと大和君!?」
「まぁそういうことだ、後その目が死んでる廃人の世話は任せたぞ、んでこれ完結に纏めておいた報告書だから」
「あ、うん…」
そう言って俺は王城を後にして、アグレディアへと戻る
『おかえりなさい艦長』
(聞いてたな?許可は貰ったから後は土地の選定だが…)
『それについては事前に探査済みです』
(早いな、じゃあ早速行こうか)
『了解しました』
そうして俺達は王都から24分程で着く場所に向かった
『ここです艦長』
「見事な位何もない平原だな…」
『はい、ですが地下に大量の鉱山が眠っています、そして近くに川もあるので水の確保も容易です』
「なるほど、それじゃあ始めようか…」
『了解、作業ロボットを展開します』
そうしてアグレディアは一旦地表から3m程の場所まで接近し、作業ロボットや元々農家だった兵士達を下ろしていく
〜7時間後〜
「・・村みたいになってきたな…」
地上ではテントや川からの水路が引かれ、まるで出来たての村の様だった
『基地の建設は現在11%まで完了しています』
(あとどれ位掛かりそうだ?)
『順調に行けばあと3日と10時間で基礎は完成するかと』
(ん?だいぶ掛かるんだな?)
『作業ロボット達も無限に働けるわけではないのです』
(あぁそうか、、ロボットにも充電とか要るもんな…)
少し不便さを感じるのだった…
携帯の充電が少なくなったら少し主人公の気持ちが分かるかもしれません




