第9話 海上プラント
「おぉ〜、しっかりとできてるな…」
俺は今、第7基地に帰ってから2日が経ちロダが監督した海上プラントまで来ていた
「いかがですかな?拡張しやすいように形は六角形、中央のベースから8方向に拡張出来、追加モジュールがあれは何でも出来ます」
「ふーん、何でも?」
「はい、造船ならそのモジュールと倉庫、あとは人員さえあれば出来ます」
「なるほど、なかなか良いじゃないか…」
「ありがとうございます…」
そうして俺は海上プラントの上に移動する
(うん、やっぱなんにもないな!)
あるのは中央のコントロールセンター、そしてそこに運ぶ機器などの類が入ったダンボール程度であった
「おーい、そっち運んでくれ〜!」
「ちょっと待ってくれ〜、あっ、あああっ!」
(ん?何かあったのか?)
そう思って俺は後ろに振り向く
「司令官、危ない!」
「あ?何を言って…」
ドカッ! 「うおっ!?何だコレ?」
(いたたっ、、コレは、、ダンボール?)
「も、申し訳ありません司令官!ダンボールが落ちてしまいました!」
「あ、あぁ、大丈夫だ!」
幸いにも中身は空であり、角が頭にぶつかっただけで済んだ
(もうちょい気をつけてくれよな…)
そんなことがありつつも、俺は今度は第7基地に収容されていた俺が最初に乗っていた船まで来ていた
「司令官、彼らはどうしますか?このまま送り返すので?」
「いや、一旦記憶を改竄してから開放する、ここを言われても面倒だしな」
「分かりました、それでは改竄完了次第船に乗せて送り返します」
(まぁ、いともたやすく行われるえげつない行為とはこのことかもしれないな…)
そう思っていると突然気になることを思い出す
(・・・そういえば前に地形をスキャンしたときに、変なものが写ったんだよなぁ、、何だったんだあれ…)
「・・・ロダ…」
「はい、なんですか?」
「周辺の地形をスキャンする施設を作れるか?」
「お任せください、ですが何か気になることでも?」
「いや、鉱脈位置を偽装する装置に地形を入れようと思って周辺をスキャンしたらギリギリ端の所に島らしきものの反応が出たんだよ…」
「それがどうしたんですか?」
「それがな、゛地図に存在しない゛島だったんだ…」
「え?それはご主人様の勘違いでは?」
「いや、小さい島程度なら勘違いで済むんだが、かなり海岸線が広くてな…」
「それではそこに探査船を出しましょう、手配しておきます」
「うーん、、勘違いならいいんだがな…」
そんな事を思いつつ俺は一旦そのことについて考えるのをやめたのであった…




