3日目~前編~
合宿や課題に追われて更新が出来ない(泣
今回は短めな上に空いた時間で書いたから誤字とか多いかも…
「…し…あさ…よ……おき…」
んっ…なにかきこえる…。
「しん…あさだよ…おきて〜」
ゆきねぇ?
「信君朝だよ。起きて。早く起きないとおはようのキスができないよ〜」
き…す。
「それともお目覚めのキスもする?」
ゆめなら…されても…ん?
「もう〜しょうがないなぁ〜♪ 信君甘えん坊なんだから♪♪」
”チュッ”
!!!
この感触に温もりは!?
てか、今の唇じゃなかったか!?
ていうか夢じゃないの!?
「えへへ〜♪ 昨日信君がファ〜ストキスくれたし…いいよね♪」
いやいや!ダメでしょ!?
そりゃ、嬉しいけど…って!
ほら!
モラルとかなんとかとかねぇ?
「じゃあ〜昨日ベッドまで運んでくれたお礼だよ〜♪」
ならしょうが…なくないから!
ってなんで会話できてるの?
「信君のことなら何でも分かるよ〜」
そ、そうですか…。
「信君信君♪ 今日もいい天気だね」
「そ、そうだね」
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ」
「本当に? お姉ちゃんに隠しごとしてない?」
「なんでもないよ。ちょっと朝から動悸が激しくなっただけだから」
あんな事があればねぇ。
「た、大変! 病院行かなきゃ!」
「だ、大丈夫だから! うん! 本当に大丈夫!」
「で、でも病気かもしれないよ?」
「大丈夫だって。 理由も分かってるから」
「理由? 何? どうしたの?」
「え? あ〜そ、それは〜」
い、言えない!
雪姉のせいでドキドキしてるなんて言えるはずがない!
「あ〜…ゆ、雪姉は今日も可愛いね!」
「ありがとう♪ 信君もカッコイイよ!」
一時的に誤魔化せたけどこんなのが毎日続いたら…。
昔はこんなでもなかったのに。
俺雪姉に惚れてる?
いや、まさかねぇ?
「ねぇ夏樹、今日ってこんなに暑かったっけ?」
「それは間違いなく信の後ろにへばりついてる雪さんの所為だよ」
「やっぱり?」
「にゃふ〜。信君〜」
恍惚として何も聞こえてないよ…。
昼休みに起きたらこんなことになってるなんて。
「ん? な〜に〜?」
「何? じゃなくて、どうして背中にくっついてるの?」
「ん〜? だって寝てる信君の背中が気持ちよさそうだったから。嫌だった?」
「嫌ではないけど…教室はちょっと」
「じゃあじゃあ、お家だったらいい?」
耳元で甘えた声は反則でしょ!
「ねぇねぇ〜? お家だったら良い?」
だ、抱きしめる力が強くなった!?
しかもさっきから良い匂いがするし!
さらにさらになんとも言えない温もりが主に背中に!
「う〜ん。すごく葛藤してるのが良く分かる」
「夏樹!? れ、冷静に言うな! ゆ、雪姉、放して。わかったから放して」
じゃないと理性が!
「本当! じゃあ続きはお家でね!」
「なるほど〜。こうして信はいつも雪さんに流されてるわけか」
「こんなときは夏樹の冷静さがムカつくな! ていうか少しは助けてよ!」
「無理だね。二人の仲には入れそうにないから無理だね」
「二回も無理言うなよ〜」
くそ〜夏樹のやつ俺を見て楽しんでるよな!
「…信君もしかして嫌だったのかな?」
「へっ?」
「ごめんね? 信君ごめんね」
や、やばい!!
泣きそうになってる!!
「嫌じゃない! 嫌じゃないから! むしろ嬉しいよ!」
「本当? お姉ちゃん嫌われてない?」
「嫌うなんて絶対にないから! いつも感謝してるし好きだよ!」
「どさくさに紛れての告白…信も言うときは言うなぁ」
反論したいが今は雪姉のほうを優先しないと…。
あとで覚えてろよ!
「信君…良かったよ〜! 信君に嫌われたらどうしようって思ったよ〜」
「俺が雪姉を嫌うはずがないよ。逆ならありえそうだけど」
「それこそないな」
即答で断言された!?
しかも雪姉本人じゃなくて夏樹に!?
「そうだよ! 私が信君を嫌うなんて絶対に絶対にぜ〜たいにないんだから!!」
「つまり相思相愛と」
「夏樹うるさい!」
「相思相愛…私と信君が? 私だけじゃなくて信君も?…信君も……」
「な、夏樹! 雪姉のスイッチ入れたな!?」
「うん。悪気はあったんだ」
「あったのかよ!」
「まんざら嘘でもないでしょ?」
うっ!
微妙に痛いところを!
「信君信君! 相思相愛ってお互いがお互いを愛してるってことだよね!?」
あ〜目がすっっっごくきらきらしてる。
完璧に暴走モードに入ったなこれは…。
「ということは〜私だけじゃくて信君も私を愛してる!? 愛してる!♪ 私信君に愛されてる!? じゃあじゃあさっきの言葉って告白!? 告白!♪ 信君は私のことを一生嫌うことはないって…一生愛しますってこと!? わ! わ!♪ わ〜♪♪ 私信君に告白…プロポーズされてる♪♪」
すごい勢いで捏造と改編されてる…。
「うん。いつ見ても暴走した雪さんは面白いね」
「外野はな!」
「信君私はいつでもOKです!」
「なんの返事ですか!?」
感想をいただけると嬉しいです!
誤字脱字は大丈夫ですかねぇ?
あまり出ないようにしてはいるんですが・・・