一方そのころ『短編』
運営 side
☆
「ねぇ、この人どうなってるの?」
「あぁ。Abyss Ohm?」
「そう。谷エリアのフィールドボスってソロで狩れる設定じゃないよね。」
「この人ずっとソロだよ。」
「チート使ってる?」
「いや、ログ見たけどそんなことはないね。」
「化け物じゃん。」
「この人のスキルツリー見たんスけど、なんかね、ハイドスキル系エグいんすよ。」
「なんで?」
「分かんないっス。録画見るッスか?」
「見ましょう。」
☆
「え?まって、このフィールドでなんでこんなスイスイ動いてるの?」
「いや、それよりもこの後っすね。」
「えー・・・。他のプレイヤーの間戦闘中とか関係無しに横切ってくじゃん。」
「これっておいおい高レベルプレイヤーが初級エリア素通りする為のスキルの予定だったッスよね。」
「うん。この段階だとまだ死にスキルになる予定だった。」
「あとね、ここ、面白いんで音量あげて見て欲しいんスけど。」
『あ、すみません。』
『お邪魔します。』
『ごめんなさいすぐどきますので。』
『わ!危な!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。』
「・・・この人見えてると思ってるのかな。」
「思ってるんでしょうね。」
「この結果、この後もどんどんハイドスキルあげてるんスよこの人。」
「え、おもしろ。」




