表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Unique・Union〜トップランカーなのに奴隷をやっています〜  作者: 三笠 どら
第1章 『Unique・Union・Online』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/29

1-6 ナツ&カミ&オム side

 

 ☆


「大丈夫ですか?」


 やばい、やっちゃった。まさか後ろに人がいるなんて。足音とかあんまりしないゲームなのかな。周りに注意しないと危ないな。

 目の前で倒れているなんとも華奢で真っ黒の男。と、思っていた女性。

 いきなりやっちゃったよ。ナンパじゃん完全。フラグとか立たなくていいっつの。またすみれに怒られるかな。

 それにしてもこの人なんでこんなに慌ててるんだ?初心者なのかな。バッタバタしててなんか面白そうだなこの人。


  「ナツじゃん。なにしてんの?」


 目の前にはヴェールをかけ、キラキラと虹色に輝くローブを身にまとい頭にティアラを乗せ背中に杖を背負った黒ギャルが立っている。まあ俺に声をかけてくるのは十中八九すみれだろう。

 名前はGod Venus。バカじゃねぇの。と思ったがそういえば居酒屋で神様女神様だーとか言ってたなこいつ。


「その装備どうしたん?」


「旦那に貢がせたー!」


「あね。」


「いやもっと興味もて?崇めろ?」


「俺も装備欲しい。」


「がんばれ。」


 そうだ防具屋行こうと思ってたんだった。 忘れてたわ。


「それで?この人は?」


 あ、そうだ。忘れてたわ。えっとなんだっけ。アビスオームさんだったかな。ムズいな名前。いいかあだ名で。


「オムさん。」


「オムさんね。りょ。」


 そういって2人もフレンド登録を交わしていた。

 その後、オムさんと別れてカミと防具屋へ向かう。


「なんかダサくね?」


「だからがんばれって言ったじゃん。」


「カミせこくね?」


「まあ余裕あるから一着だけ買ってあげよう。」


「さすが神さま女神さま。」


「ハッハッハ崇めろ?」


 そう言って黒衣の剣士用ローブをプレゼントされる。


「厨二剣士っぽ!ほんとセンスずっとおもろい!」


 某アニメキャラに憧れているが故のこのセンスをずっといじってくるのがこの女である。


 ☆


「ふっふーん。」


 直人に貢がせたこの装備はとてもかわいい。さすがは直人。私の好みをよく分かってる。見た目も整えルンルンでナツを探しに初期位置へ向かう。


「多分そろそろ来るよねー。どーせ真っ直ぐ歩き出すから少し先かな。」


 こうして動きを先読みし行動する。案の定少し進んだところで初期装備のセンターパートセミマッシュ男を見つける。瞳は青、髪色はグレー。これはいつも通りだな。わかりやすい。

 よく見ると誰かと話している様子。知り合いでもいたのかな。


「ナツじゃん。なにしてんの?」


 とりあえず声をかけてみたがこの人めっちゃ見るじゃん。私の事。まあね。可愛いし美しいしね。わかる。見るよね。分かるよ。

 話をきいてみたけどたまたま知り合っただけの人か相変わらずこいつコミュ力やばいな。すごいけどバカなんじゃないかな。っていつも思う。警戒とかしないのかな。

 てかこの人めっちゃキョドるじゃん。どうしたんだろ。私の美貌にやられた?じゃあしょうがないか〜。とりあえず私もフレンドなっといてあげようかな!嬉しいだろ?崇めな?


「よろしく〜♪」

 

「あ、よろしく、お願いしますす。」


 しますすって。てか女じゃん。男かと思ってたわ。ごめんごめん。てかまたナツは女ひっかけてんのかー。ほんっと懲りない!めんどくさ!


 ☆


よろしくお願いしますす。って盛大に噛んでるし。変に思われてないかな。


「じゃあまたー!」


「まったねー!」


 そう言って消えていった陽キャ2人。嵐のような2人だったな。フレンドリストを改めて確認する。



 ==================


 フレンドリスト:5人


 鉄刀 鉄美


 サータ アンダーソン


 豆粒 小豆


 Nuts XIII


 God Venus


 ==================



 いや、半年で5人って。残りの3人は職人系の方でたまたま知り合ってたまに素材のやり取りをするくらいの関わり合い。


「あの2人もう少し見習った方がいいかな・・・無理か。」


 太陽のような明るさに当てられ、何を思うかアビスオーム。


「はあ、ハイドスキルもっと上げよう。」


 こうしてどんどんハイドスキルが高くなっていく栞であった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ