馬房1 担当馬たち
栗毛の馬(サマーデイズ 以降:デ):「ねぇ、聞いたかい? レッドドレイク。今日から僕たちがこの『馬房コーナー』を受け持つことになったらしいよ」
青鹿毛の馬:(レッドドレイク 以降:レ):「なに!? 初耳だぞ! 何故、イギリスダービー馬を父に持つミーが、そんなことをしなくてはならないのだ!」
デ:「いや。そんなこと言っても、もう決まっちゃったことだしねぇ。」
レ:「フン。誰が決めたことか知らないが、ミーがそれに大人しく従う義理は無いぞ、サマーデイズ」
デ:「いや、そんなこと言わないで、協力してよレッドドレイク。君と僕の仲じゃないか」
レ:「フン。何がミーとユーの仲だ。たまたまボスが同じで馬房が隣なだけじゃ……」
デ:「はい。というわけで、このコーナーは僕たち音梨蒼司君の管理担当馬である僕、サマーデイズと……。はい、名前言って名前! 自己紹介だよレッドドレイク!」
レ:「フン。ミー、レッドドレイクが……」
デ:「進めてゆきたいと思います」
レ:「で、何をやってやればいいのだ?」
デ:「おっ、やる気になってくれたのかい? レッドドレイク」
レ:「フン。どうせやるならテキパキやる方がいいだろ」
デ:「ありがとう、レッドドレイク。君のそういうところが僕は好きさ」
レ:「な、な、何を言っている! 別にお前のためじゃない! さっさと始めないか!」
デ:「あははは……。では、この本を読んでいる人たちの中には競馬なんて知らないよ。と言う人もいると思います。そんなわけで、このコーナーでは競馬のあれこれを説明してゆく予定です。どうぞお付き合いください」
レ:「フン。司会進行はユー主導でいってくれよ、サマーデイズ」
デ:「了解だよ。といっても、今回は尺が無くなっちゃったみたい」
レ:「なんだと!? どうせやるなら、どばーと尺を用意するべきだろうが。なんといってもミーが参加するのだからな」
デ:「うん、そうだね。僕も君がやる気になってくれて嬉しい、かな?」
レ:「うん!? なぜに今、疑問形だったのだ?」
デ:「はい。では皆さん、次回馬房コーナーでまたお会いしましょう!」
※デ:サマーデイズ ※レ:レッドドレイク
次回、馬房につづく。




