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第6話

フルセブのメンバーが挨拶をして舞台袖に消えてもなお物凄い熱気の中、俺は

もう、死んでもいい。

と、思っていた。


やはり、久保みかんちゃんは最高にかわいい。目の前で推しが歌って踊ってることに感動し、みかんちゃんも生きているのか。わははぁ〜。と、なっていた。

彼女からファンサはもらえなかったものの桃田怜ちゃんが完全にこっちを見てウィンクとスマイルをプレゼントしてくれた。

スマイルはmから始まる有名ハンバーガー屋さんで0円で注文出来るが、彼女のはお年玉の全額を課金してもまだ足りないくらいのかわいさだった。

推しに浮気をしてる後ろめたさはあったものの鼻先を戻らないくらい伸ばしてしまっていた。


会場を出て暗闇のなか、興奮が冷めていない俺は近くのDAIGOという100円ショップに向かっていた。

今回の任務はDAIGOで母親に頼まれた接着剤を買い、近くのカズトというファミレスでたまたま仕事終わりの時間と重なった父親が待っているのでそこで落ち合うという極秘ミッションである。

と、一人で妄想するくらいテンションがおかしくなっていた。


接着剤とおかしを買い、近くの店をぶらついて時間を潰し、カズトに向かっている。

一様、ライブ会場周辺は大きく発展してる街だから光があり明るかったがそこを抜けると暗くなって不気味だ。

もし俺が女だったら、遅い時間という事もあり人通りのないここは危ないなと思っていた。頭のてっぺんがハゲて太って脂まみれなドルオタおじさんに襲われるかもと思っているとき声がした。


「怜ちゃんはここに来るって分かってたよ。おじさんは君のことをなんでも知ってるのだから。ずっと、ずぅっと怜ちゃんの事を考えてるよ。大好きだよ!誰よりも。好きな子はいる?」


「いいないです……やめてください…警察、呼びますよ。」


男の声と、小さな女の声が聞こえてきた。


「いないのか。良かったよ〜

おじさんとこれで両思いだね。ずぅぅっと、一緒だよ。うへへぇ〜。」


「違う…私、好きな人…」


「今日だって、おじさんにウィンクと満面の笑顔くれたじゃん。好きな人っておじさんの事!?

嬉しいな〜

やっぱり、怜ちゃんを推してて良かったよ。」


「違う!その前に座ってた知り合いの人にしたの!!あなたじゃない!」


「怜ちゃんはツンデレだねぇ。」


「やめて…」


女は男に掴まれた腕を払った。


「おじさんを叩いたな。叩くなんて、悪い子だね。後でお尻ぺんぺんだよ。

でも、彼氏だからキスでもいいよ。はい、チュー」


「いいいやだぁ。やめてぇ」


マンガなどのヒーローはここで助けるが俺は至って普通の男子校生。飛び出して助けるような恨まれる真似はしない。それがこの俺。








僕は、ライブに行った事がないのでライブのシーンを全カットしました!どんな雰囲気でどんな感じなのか全く分からないんで笑笑


気持ち悪い人がでてきましたね。

書きながらゾッとして鳥肌がたちましたww

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