第六百八十五話『危険とはいつも隣(とな)り合わせにゃん③』
第六百八十五話『危険とはいつも隣り合わせにゃん③』
《ミーにゃんの意識の底にもウチがいたとはにゃあ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ううん。
おおげさでも、
なんでもないのわん」
『奈落の底』
「ってとこで、
あおむけのまんま、
盛んに」
『招きネコ』
「してるミアンが、
今も、
はぁっきりのきり、
と」
『心の目に焼きついてるもん』
「んれを証拠といわず、
なにが証拠なのわん?」
『ねっ。ミアン』
《にゃあんて心と目配せで相づちを迫られてもにゃあ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んでもまぁ、
今回の」
『翅を使わず着地』
「も、
……今となって、
ようやく、
それと判った、
『無謀な挑戦』
「も」
『はっ!』
「そっかぁ。
んだから」
『後悔先に立たず』
「って、
ことわざが生まれたのわん」
《んの奥深さを知ってミーにゃんがレベルアップにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んでもなぁ」
『アタシはミーナ』
「なもんで」
『無謀な挑戦』
「なんか」
『あり得ない』
「としたいのわん。
なもんで、
ここは……そうそう」
『新たなる挑戦』
「がいいのわん、
って決めたからには、
アタシの」
『どアタマと心』
「を一刻も早く、
切り替えちゃうのわぁん」
《んでも時間がかかりそうにゃもんで、つづくのにゃん》




