第六百七十八話『正義にゃん②』
第六百七十八話『正義にゃん②』
《バレてお腹がすくもんでもにゃし、にゃん》
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『自信のあるなし』
「は、ともかくぅっ。
ホントのホントに」
『正義』
「なるもんを今の今まで」
『してなかった』
「としたら。
んれがバレたとしたら」
「大丈夫にゃよ。
誰も、
にゃあんもいわにゃい。
んれに」
『後ろ指をさされる』
「にゃあんてのもにゃい」
「……あのね、ミアン」
『んなアホなぁ!』
「アホじゃにゃいんよ。
——ウチ自身は、
『れっきとしたアホ』
にゃのにゃけれども——
ウチが、
たぁった今の今、
いったばっかじゃにゃいの」
『正義のお方に、
あらせらるのにゃん。
……とはにゃ。
必ずしも、
かぎらにゃいのにゃん』
「って。
にゃもんで」
『まるぅっきりのきり、
に、
正義じゃにゃいのにゃん』
「にゃったとしてもにゃ」
『必ずしも、
かぎらにゃいのにゃん』
「が功を奏して、
ぎりぎりのぎり、
といった、
きわどいところで」
『セーフ』
「とにゃるんよ」
「そういうもんかなぁ」
「そういうもんにゃん」
「んでもさぁ。
万が一、ってことも」
「問題にゃし、にゃん」
「うん?」
「にゃあって、ほら」
『周りには、
誰もいにゃいもん』
《そして誰もいにゃくにゃった、じゃにゃいのにゃん》
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ひそひそ。
「ねぇ、ミアン」
『モノは相談』
「なんだけどさぁ」
「にゃん?」
「いっそのこと」
『ミステリー話』
「に展開する、
っていうのは、
どうなのわん?」
『モチ、
いいにゃんよ』
「ミーにゃんが」
『ストーリー』
「を造ってくれるのにゃら」
『……ああっ、とぉ!』
「ここで思わず」
『持病のシャク』
「が、なのわん。
ミアン。
残念ながら、
あとも任せたのわぁん」
ぱたぱたぱた。
《にゃもんで今のまま、つづくのにゃん》




