第六百七十五話『奇跡とくれば愛にゃん⑩』
第六百七十五話『奇跡とくれば愛にゃん⑩』
《とどのつまりが、んれにゃのにゃん?》
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「——どうやら、
ほかに質問は、
なさそうですね。
でしたら——
もしも、いえ、
間違いなく、
とは思いますが」
『お判りいただけた』
「のであれば、
……まぁ」
『無』
「の気力を与えて、
みなさんを幸せにするのが、
無上の喜びである」
『愛』
「の私が、
こんなことをいうのも、
なんなのですけど……。
ぜひ、この機会を」
『無』
「にすることなく」
『愛は奇跡を生みます同好会』
「へのご参加を、
お願いいたします」
《と急にいわれてもにゃあ。……ふぅぅむ》
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「にゃあんて、
ひとりぽっちで考えたって、
らちにゃんて、
あきゃあしにゃいのにゃん。
……とにゃればにゃ」
くるっ。
『ミーにゃん、
どうすんのにゃん?』
「うわわん。
——あちゃあ。
先に、
いわれてしまったのわん。
ううぅん、
ミーナ、一生の不覚。
……って、
ちょいと待つのわん。
まだまだ、
『完敗』
じゃないのわん。
そうそう。
今からだって、
遅くないもん。
……よぉし。
ダメ元でけっこう。
ちょっとばっかでも、
『反撃』
の名に値する、
『渾身の一撃』
なるもんを、
『お見舞い』
しちゃうのわぁん——」
くるっ。
『ミアンこそ、
どうすんのわん?』
《誘うタイミングの良さに心をユり動かされたウチらにゃん》




