表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/100

第六百五十九話『にゃにがにゃんでもにゃん』

 第六百五十九話『にゃにがにゃんでもにゃん』


《ミーにゃんの『なにがなんでも』は三回にゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


『イオラの森のお姫さま』


「な」


『アタシはミーナ』


「なのに」


『指をくわえて、

 じっとガマンの子』


「なぁんて、

 まっぴらごめん、

 なのわぁん。

 ……とかなんとか、

 ひとりほざいてたって、

 なにがどうなる、

 ってわけでもなし。

 んじゃあ、

 どうするのわん?

 んなの知れたこと」


『真の実力』


「とやらを見せつけて、

 アタシてぇもんの、

 怖ろしさを、

 とことん、

 思い知らせてやるのわぁん」


《くれぐれも、『暴走』にゃんてしにゃいでにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「よぉし。

 こうなりゃあ」


『なにがなんでも追いかけて』


「に、

 とどまらず」


『なにがなんでも追いついて』


「に、

 ほっ、と一息、

 する間もなく」


『なにがなんでも追いぬいて』


「アタシのほうが先に」


『あこがれの、

 おやつ指定席』


「へと座るのわぁん」


《にゃあんとにゃくブッソウにゃ『なにがなんでも』にゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「そしてそして、

 場合によっちゃあ」


『きゃはっ』


《にゃあんで笑ったのにゃん?》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「そりゃあ」


『笑うかどには福来たる』


「だもん」

「んにゃらウチも」


『にゃはっ』


《と笑いにゃがら、つづくのにゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ