第六百五十五話『いろいろ話パート054にゃん』
第六百五十五話『いろいろ話パート054にゃん』
《しどろもどろ、にゃん》
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「さて、ミーナさん」
『真実の愛とは?』
「はいっ!
真実なもんで」
『ウソじゃないのわん!』
がくっ。
「……じゃなくて。
この私」
『ミリア』
「といって欲しかったのに」
「んなら」
『ウソなのわん!』
ががあぁん!
「——と心に、
衝撃を受けたからには、
実体であろうが、
霊体であろうが、
『愛』であろうが、
しどろもどろ、
にならざるを得ないのです
それが証拠に、ほら——
いえ、あの、その、
ですから、なもんで」
《ミリアにゃんの『愛』がピンチを迎えた一コマにゃん》
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「ねぇ。食堂のおじん」
『勝つ丼』
「一丁、なのわん」
《ミーにゃんに、よくありがち、にゃケースにゃん》
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「今日は、でありますねぇ」
『気分、爽快』
「に、ございますですよぉ!
なもんで」
『なんでも』
「頼まれてあげますです。
はい」
「へぇ」
『そうかい?』
《よもやミクリにゃんが、ダジャレで迫るとはにゃあ》
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「にゃら、
んにゃあんたに」
『はいっ!
これにゃんよ!』
「……これって」
『ばぶばぶ』
「ねぇ、ミムカさん。
こんなもんで、
いかがですか?」
「ミリアの子守り……」
どがっ!
『おととい、来い!』
「にございますですよぉっ!」
《蹴り飛ばしたにゃけで過去に行けるかどうかは疑問にゃん》




