表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/100

第六百四十七話『転機の時にゃん⑦』

 第六百四十七話『転機の時にゃん⑦』


《アホでもにゃんでもにゃいのにゃん?》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「それでも、

 できたんじゃないかしら」


『いつの日にか、

 ワタシたちの母星、

「惑星ウォーレス」

 の再生を』


「との悲願をかなえるため、

 この」


『天空の村』


「に今なお、

 ひっきりなしに、

 蓄え続けられている」


『ガムラさまの霊力』


「それを」


『禁じ手』


「とされる」


『本来の目的以外』


「に使うことが。

 ……ううん。

 ただ使えるだけ、

 じゃなくって。

 もしも、もしも、よ。

 あの時、

 ミーナちゃんたちが、

 心の底から、

 望んでいたのであれば」


『もはや、

「惑星ウォーレスの再生」

 なんて、

 夢のまた夢』


「とあきらめたって、

 おかしくないくらい、

 限界も限界、

 ぎりぎりのぎり、

 まで、我が宿り樹」


『イオラの樹』


「の根が、

 あのお方の霊力を、

 吸い取って」


破邪はじゃの女神』


「に送りこんでいた、

 ……と思うわ」


『んなアホなぁ!』


「ミーナちゃん」


『アホでもなんでもないのよ』


「ワタシの」


『イオラ』


「の命のかけらを、

 分け与えられている、

 っていうのは、

 そういうことなの。

 だから……、

 今一度、いえ、何度でも、

 考えて欲しいのよ。

 ミーナちゃん」


《考えるのにゃら、つづくのにゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ