第六百三十二話『せんさいとおぜんざいにゃん』
第六百三十二話『せんさいとおぜんざいにゃん』
《繊細とくれば当然……か、にゃん?》
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「にゃあ、ミーにゃん」
「うん?
なにわんなにわん?
なにわんわんわん?」
《あんたってホントのホントに、花の妖精にゃん?》
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「ほら。
いつにゃったか、
ミーにゃんと、
ミリアにゃんの、
おしゃべりで」
『身体のほうも、
繊細なもんだから』
「にゃあんて、
おしゃべりが」
『あったようにゃ気がする』
「のにゃけれども」
「あったあった。
アタシも、
ジマンじゃないけどね」
『ウソ八百じゃない、
おしゃべり』
「なもんで、
かすかながら、
に覚えているのわぁん」
《んにゃら、ウソ八百も述べてんのにゃん?》
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「んの」
『繊細』
「でにゃ。
ふと、
想い出したのにゃけれども」
「うん?
なにわんなにわん?
なにわんわんわん?」
《今日のあんたって、んればっかにゃん》
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「この世には」
『おぜんざい』
「にゃあんて」
『煮豆の入った』
「あんまぁいもんが、
あってにゃ」
「ほほぉ」
「でもって、
んれには」
『鼻をくすぐる』
「っていう言葉が、
ぴぃったりのたり、
にゃ、
にゃあんともかぐわしい」
『焼きおモチ』
「をそえるのが、
にゃにより、
お似合いにゃんよ」
「ふぅぅん」
「にゃもんで」
《と、ここで、さも謎を残すように、つづくのにゃん》




