第六百二十九話『仕方がにゃいのにゃん』
第六百二十九話『仕方がにゃいのにゃん』
《ミリアにゃんもネコにゃもんで、カンちがいかもにゃん》
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「というのが、
おふたりの会話を、
聴き終えた瞬間、
ふと思い浮かんにゃ」
『ウチの感想』
「にゃんよ」
「ほほぉ」
「ミリアにゃんのいう」
『赤い糸で結ばれた』
「はずのミーにゃんも」
『つき合いきれないのわん』
「なぁんて、
すたこらさっさ、
と」
『とんずらした今』
「あらためて」
『ミリアにゃんのご意見』
「をうかがわせてにゃん」
『ごっほん』
「ミアンさん。
表現は的確に。
私の見るところ、
あれはどうしたって」
『とんずらした今』
「などではなく、
急ぎの用事かなにかで、
泣く泣く」
『飛び去った今』
「なのではないかと。はい」
「泣いてにゃかった、
のにゃけれども」
「かもしれませんけどぉ。
ほら。
よくいうじゃありませんか」
『顔で笑って心で泣いて』
「って、きっと、あれですよ」
『笑って』
「というよりも」
『あきれはてて』
「のほうが、
ぴぃったしのたし、
にゃったんよ」
《んにゃ用事にゃんてあるもんか、にゃん》
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『ふふふっ』
「ミアンさん。
いっくらネコだって」
『あなたは私じゃない』
『私はあなたじゃない』
「のですから、
私とミアンさんのように、
ネコそれぞれ、
判断が異なったって、
仕方がないんですよ」
《にゃあんて、ばっさりのさり、にゃもんで、つづくのにゃん》




