表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/100

第六百二十二話『ご自分を知らにゃいのにゃん』

 第六百二十二話『ご自分を知らにゃいのにゃん』


《とどのつまりが『ボケとツッコミ』で落ち着いたのにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「誰もがね。

 ご自分ってもんを」


『知ってる』


「ようでいて、

 実は実は、

 よもやまさかの」


『知らないのわん』


「なぁんて、

 アタシとしちゃあ、

 声を大にして、

 いいたいのわん」


『にゃあるほろぉ』


「とネコにゃがらに、

 納得すること、

 しきり、にゃん。

 にゃんとにゃれば、

 ウチにも」


『身に覚え』


「があるもんでにゃ」


 きらりん。


『ほぉ』


《ふにゃっ。ミーにゃんのお目目が怪しく光ったのにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「——きゃはっ。

 んれがホントの、

『ヒョウタンからコマ』

 なのわん——

 んならば、ミアン。

 早速の速、

 にアタシの知らない」


『身に覚え』


「とやらを」


『赤っぱじも、

 なんのその』


「な、覚悟の上で、

 大いに、

 白状するがいいのわん」


《とのオススメもあるもんで、白状するとしようにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「実はにゃあ」

「うんうん。実は?」

「ウチとしては」


『通いにゃれている道』


「のはず、にゃったんよ。

 んにゃのにぃ」


『どうした風の吹き回し?』


「にゃあんて、

 いい方が正しいかどうかは、

 ともかく、

 間違えてしまってにゃ。

 あれこれさまよっていたら、

 にゃんと。

 今の今まで、

 遊んでいた場所に」


『逆戻り』


「してしまったにゃんよ」


 がくっ。


「——とまぁ、

『ヒザの力』

 じゃなくって、

はねの力』

 がヌけかけたのわん。

 んでも、そこはそれ、

『お姫さまのプライド』

 なるもんにかけて、

 そりゃあもうケンメイに、

 こらえたのわん——

 あのね、ミアン。

 んれって、

 ただ単純に、

 ネコのお得意とする」


『忘れんぼ』


「の才能を、

 ミアンが最大限に生かして」


『ボケをかましてる』


「っていうだけのお話、

 なのわん」


『にゃあるほろぉ』


《にゃもんでミーにゃんが『ツッコミをかましてる』のにゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ