第七百話『ミーにゃんのあせりにゃん』(⑦の終わりにゃん)
第七百話『ミーにゃんのあせりにゃん』(⑦の終わりにゃん)
《あきもせずに脱線話が続いてるのにゃん》
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「ホントホント」
『ウチとミーにゃんの、
いたずら書きにゃん⑦』
「の100話目。
最後の最後だっていうのに」
「まっこと情けにゃくも、
どうやら」
『現在進行中』
「のおしゃべり話は、
⑧にもつれこみそうにゃん」
「もつれこみそう、
じゃなくって、
もつれこむのわん。
確定なのわん。
まったくもって、
困ったもんなのわん。
なもんで、
ついつい、
追求したくもなるけど、
んな」
『どうしようもなぁ』
「な不手際、
一体全体、
誰のせいなのわん?」
「決まってるじゃにゃいの」
「うん?」
『ウチとミーにゃん』
「……さぁ、ミアン」
『ごたく』
「ばっか並べていないで、
とっとと、
先へと先へ、
と進めるのわぁん」
「んにゃ」
『我が意を得たり』
「にゃん」
《にゃもんで、とっとと、お話の続きを始めるのにゃん》
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「順番が逆かもしんないけど、
まずはミロネん。
……なぁにが」
『恐れ多きお名前?』
『やんごとなきお方?』
「ふん!
笑わせんじゃないのわん!」
《別に笑わせてはいにゃいと思うのにゃけれども》
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「ミアン以外に、
アタシと、
暮らしている、だぁ?
んなもん、
天地が、
どう引っくり返ろうが」
『イオラ、イオラ、イオラ、
と立て続けに、
イオラに、
決まってるのわん!』
「んな」
『迷探偵』
「でも判る」
『謎解き』
「やって、
浮かれてんじゃないのわぁん」
《別に浮かれてはいにゃいと思うのにゃけれども》
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「でもって、
お次はミストん。
……んもう。
あんちくしょう、ったらぁ。
ちょおぉっ、
と責められたくらいで、
なに」
『素直ないい子』
「になんかなってるのわん?
んなもんされた日にゃあ、
相手が、
創造主だろうが、
なんだろうが、
たいした理由も、
正当な理由もないのに、
へっちゃらのちゃら、
で突っかかっていくのを、
潔しとする」
『アタシの立場』
「ってもんがないのわん」
《立場があってもにゃくても、脱線のまま、つづくのにゃん》




