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ぷろろーぐ??

続きです



 担任(ハゲ)に呼び出された俺はなんと体育教官室とか言う今にもボコられそうな雰囲気がプンプンする所に連行されてきました!何をされるのは定かではないけどエッチなことはされないといいな。悪いけど俺女の人一筋なんだよね。


ていうかよくあるエロ漫画で教室で〜とか体育館裏で〜とかあるけどあれ人が通っても気付かないとか都合良すぎないですかね?しかもあれ絶対服の匂いでバレるよね普通。まぁマジレスしたところで意味ないし経験したことないから知らないけどね?ん?童貞なのかって?そんなの基本です!


いやいやそんなことはどうでも良かったんだわ。問題は目の前にあるんですね。ほんとに何で呼ばれたのやら…てかやべぇ、緊張してたらたってきちった!


「お前ここに呼んだのは他でもないわい」


「なんでしょうか?」


「野球部、戻らんか?」


何をいうかと思ったらそんな話かー。確かに他でもないな。ちなみに戻るつもりはミジンコの心臓ほどもありません!あと男にしかわからない時間がピークに達してきている。大至急話を終わらせてくれい。


「戻るつもりは、ないですね。すいません」


「そうか、そな萎縮せんでいいわい。が、頭の片隅には常に残しといてくれや。俺はいつでも待っとるわい」


萎縮してるわけじゃないんですよねぇ。むしろ主張が激しいから萎縮してほしいくらい本当に。誰しも経験したことあるじゃないんですか?これ。テスト返しで前にとりに行く時自分の名前が呼ばれる直前で息子が起き上がったりしたこと、あるんじゃなーい?



とりあえず今はこの状況から脱却できたことを祝福しよう!いえい!ってもこの後授業なんだけどね。何というか早く帰りたい日の一時間目って何でこんな億劫なんだろうなー。



そんなことを思いながら教室に行くための渡り廊下を歩いてたら俺の視界に書類を沢山もった委員長(小杉)がおぼつかない足取りで歩いている姿が目に入ってしまった。



やれやれだな本当に仕方ないなぁ…





とでもいうと思ったか!俺に王道は通じませーん。かと言って見過ごせーん。はぁ、優しいな俺。ま、韻を踏みたいマンなだけだけどね。さ、助けてやりまっか。


「おいおm「お、咲じゃん、それ重そうだから俺が持ってくよ」


「あ、有難うございます。米山さん」 


へぇ〜かっこいいじゃん、男前。男の俺でもキュンとくるよね今の。ところで俺の優しさどこに放り投げればいい?んで今のやつ米山ね覚えたぞ。俺の優しさの行き場をなくした罪は重いぞ!名簿番号一番後ろってことをからかってマウント取ってやる!


何だ何だやることが小学生染みてるって?うるさい!いわれなくてとわかってるわ!ったくもう。何だよ米山って佐藤だとか斉藤だとか田中の次らへんによくいそうな苗字しやがって!でもこの米山以外の米山さんは悪くないので謝罪しますごめんなさいでした!



はぁ、授業前に嫌な気持ちになったからもう居眠り決め込むしか無いなこれ。おやすみごんごん!




「…が…であるからして……したがって…だ」



耳だけ起きてるってこういうことって実感するよなー本当。寝てんのか寝てないのか本人にもわからないこの感じ俺は好きだな。おっぱいの次に。おっぱいは絶対だ。俺がもし総理大臣になるんなら47都道府県全てにおっぱい神の創造を命令するのになぁ。この国もバカだ。ダイヤモンドの原石がここに眠ってんのに。本当の意味で。ってやばい!なんか落ちてる!ぶつかる!ぶつかるならおっぱいがいい!!!



ガタン!



「おぉっ…ぱい」




やってしもうた


誰もが経験したことがあるだろう。居眠りをしている最中高い所から落ちたり誰かに襲われる感覚に陥りその瞬間に目が覚めビクッとなってしまうのを。俺は通称ネビックと呼んでいる。しかも俺の場合起き方が起き方だ。周囲の視線が痛い。てことで先生授業すすめてー?


「すいません…」


消え入るように謝罪をして影を薄めるおれの高等テクニック!そのままほんとに消えちゃいたい!


かくして俺のネビックで一時的に授業が止まってしまったけど、なんとか再開させることに成功した!てことでもう一寝入り。しようとした所で俺の机にケシカスが飛んできた。誰だ誰だと思って見てみたら、ちょい怒の委員長がこっちを見ているではないか。こりゃ後でなんか言われっかなー。



授業が終わると案の定委員長が近づいてきた。またなんかイチャモンつけられると思うとやだなー。って思ってたんだけど思いの外前髪から見え隠れしている目は穏やかなものでなにを言われるのか本格的にわからなくなってきた。


「そんなに寝ててノートとかどうするんですか?誰かに見してもらうんですか?そんな相手がいるんですか。」



何この子めっちゃ失礼。いくらなんでもこれはなくねーか、いくら相手が俺でもこれは非人道レベル星三つですわ。それにいるよ?相手ぐらい。その相手とはもちろんあいつ。


「萩原に見して貰えばいい」


「そういう萩原さんは今君の隣で寝てますけど?」


一瞬で頼みの綱がなくなった…。嘘だろ萩原って思ったけどよく考えたらこいつ8割型授業寝てるわ。いつ起きてるんですかタイプの生徒でした。しかもこいつ何故か寝てるのがバレないんだわ。いるよね?そういう人。


「それで誰に見してもらうんですか?」


「…相田くん」


「その感じ絶対仲良く無いですよね」


バレたかちくしょう。逃げ道がなくなったぞどうする!かくなる上は…!


「あ、UFO」


「え?」


この一瞬を見逃さないのがこの俺甲斐野優也!元野球部の経験を生かし0から100パーセントの力でダッシュ!この瞬間俺は音速を超e…






ブチッ



 



ガシャーン!!!



…超えたのは、筋肉の限界でした。



「うわヤバ」


「おいおい大丈夫かよ」


「ダサッ」


「誰か保健室に!頭も打ってるので早めに!」


あぁ、通りで頭がクラクラするわけだ。あれ?おっぱいが三つみえる。悪いんだけど奇乳は興味ないんだ…よ…ね











目が覚めたらそこは知らない天井だった。…てのは嘘でここおそらく保健室だわ。言いたかったんだよねこの台詞。てか身体痛いな。こりゃ全身打ってるわ。我ながら心身共に痛い思いしたよ。何故心が痛いかって?聞こえてたからね俺最後にダサッって言われたの。普通に死にたい…。ていうか気付かなかったけどさっきから人が…



「よ、先輩。久しぶりだね。」


「まじかよぉ…」



俺的に今一番会いたくない人だった話聞いてく?

これ、よく考えたらプロローグじゃないですよね。

甲斐野の話を聞いてくれた方、ついででいいので応援ポイントたくさんくださいね。お願いします。モチベにつながりますので。応援のコメントも待ってます。頑張ります。

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