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ばいばいげぇむ  作者: 硝子の騎士
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個室争奪戦

「困った事になったな…」


…私は心の中で、そう呟いた。


私の名前は渡辺みやび。


このコンビニから200mほど離れた病院で働いている。


今日は何となく仕事帰りに新宿まで出たついでにアートギャラリーへと足を運んだ。


そこで偶然再会したのが隣でビールを選んでいる渡辺らむ。高校時代の同級生。


昔話に花が咲いて、今夜は私の家で朝まで飲もうという流れになったんだけど…


今、猛烈にトイレに行きたい。


女子トイレは、かれこれ15分ほど使用中である。


…まだ大丈夫。


あと15分は我慢出来る。

…と、思う。


家はすぐ近くなので歩いて12分くらいの距離だ。


実家から近いという理由で選んだ職場だし…っていうのは今はどうでもいい。


いつまで入ってんのよ…


ビールとおつまみを買って、会計を終わらせて家まで…は我慢出来ないだろうな…。


深夜2時だというのに店内にはお客さんも結構いるし、レジが混むかもしれない。


そういう時に限っておでんとか時間のかかる注文をする客の後ろで待つ羽目になるのだ。


お願いします。


早くそのトイレを譲って下さい…。



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