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時とこね 時の詩

空色、気分屋

作者: 時 とこね

輝く、群青、青い空

黄ばみ始めた、空のはじ

窓辺に立って、眺めてた

うつった私は、半透明


ラジオが流れ、朝の予報

「曇りのち雨」の一言で

空色になった、私の中に

うつりこんだ、雲の群れ


曇天の中、今朝の夢

思い出したら、涙が溢れ

忘れかけてた、君の声

蝉の音みたいに、心に染み入る


バラバラになった

記憶の欠片

紐で括って

ゴミ箱へ


嘘をついて

あの日を笑う

誰もが求める

理想像を


空っぽになる私は、空色

半透明で、自由にかける

忘れていいよ、私の事を

君の中から、空に融かして


暗転して、明滅した

灰色になる、半透明

君を欺く、涙の色

嘘をついても、胸が軋んだ


大声をだす

空に響いて

吸い込まれてく

曇天の中


日々を思って

ポタリポタリ

ドット柄に

皹が走る


無責任にも私は、空色

半透明で、天気をまねる

忘れたいんだ、君の事さえ

私は、全てを、空にしたくて


心変わりは空模様

時には晴れても、時には雨垂れ

私の心は空模様

羊柄の夕日色


嘘をついても私は、空色

半透明に、心は融かした

君への言葉も、全部嘘だ

と言えればいいのに、言えなくて


いくら悔やんでも私は、空色

半透明で、自由自在に

するべきことも放置して

すべて忘れて、涙して


どこまで行っても私は、空色

半透明に、喜怒哀楽を

思うがままに、謳歌していて

子供のように、駄々こねる


突然、雨が降ってくる

傘をたたんでこの身で受ける

だけど私は、半透明

私を透かして、心を貫く

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