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フェリーを使い苫小牧で降りる。それから目的地のホテルに移動、6月と言えど東京から行くとまだまだ寒さを感じてしまう。


途中で、調べた観光名所を訪れて遊んでから移動する。念のために車中泊しても良いように布団と毛布類も車につんできた。


夕方4時過ぎにホテルについて、それから町中を散策。地元のダンジョン情報を集める。


我々が着いた日、丁度その日にダンジョンに行く道路が開いたらしい。

ダンジョンに行くには登山道を通る必要があり、そこに入る道路の開通が本日行われたのだと言う。


元々北海道にはいくつかのダンジョンがある。


札幌市にはDランクとAランクがあり、割りと交通の便も良く人気のダンジョン。旭川市にはBランクダンジョンがあり、わりと駅からも近い場所にある。


こちらのダンジョンも大人気だ。


札幌市と旭川市のダンジョンは人気があり、沢山の人が入るけど、俺達が向かうダンジョンは何故かへんぴな場所にあり殆ど人が入らない。


年に2組も入れば多いと言われるダンジョンだ。

そして最寄りの協会支部に来て明日からダンジョンダイブする事を報告。


手続きを行うとかなり驚かれてしまった。


「お兄ちゃん達は東京の人? 札幌や旭川じゃなくて良いの?」

「ハイ、あそこのダンジョンに用事があるので」

「まあ、良いけどさ。終わったらさ、また顔だしてよ。手続きしてくれないと捜索しないとさ」

「わかりました。取りあえず明日から行きますから」


翌日、朝ご飯を食べてチェックアウト。その足でダンジョンに向かう。ホテルを出て、初めて走る山道を進み山道の入り口を見つける。

なんか今にも熊に出会いそうな場所を進んでいく。


ダンジョンの入り口付近は駐車場になっており、入口脇に車を止めてすぐ使うような物をポーターバックに入れてダンジョンに入る。


「やっぱり山の中だから少し肌寒いね」


「セーター着てくか? 途中暑くなったら脱いでバックに入れていけば良いよ」

そう言ってセーターをさおりに渡す。


「麒麟、キリー達を呼んでくれるか?」

「ホイホイ」


麒麟に呼ばれ、キリー、ブルー、ホーンの3匹が出る。

「お前達が先導で進むが良いか?」

「シャー」


中はアンデットしか出てこないダンジョンだった。

元々冒険者にアンデットは不人気だ。光魔法や聖魔法、はたまた聖水と呼ばれる物が有効とされており、それらを持たない冒険者は火魔法が得意な魔法使いを召集したりしてダンジョンの攻略を行う。


アンデット達が俺に襲いかかる事は無いが出てくると平伏したまま動かなくなる。それが面倒で通路を作る為にキリー達がアンデットを倒して行く。


ある程度進むと、デュラハンのレットも先導の仲間に加わり進み始める。

このダンジョンは10階層で構成されており、それぞれの階層にボスがいる。

最初のボスに会う。ホーン騎士でランクはBランク。ホーン騎士が出ると同時にキリーにより倒される。


2階層はゾンビの階層のようで少し臭いがきつくなる。


「大火炎」


地面から出てくるゾンビを全て焼き払いながら進む。ボスもゾンビ系だった。


順調に進んで最終の10階層に到着する。


ここはボスが2匹いると言われる特殊な階層だ。


中に入るとホーン騎士が待ち構えていた。数も多く其々に持ち場のようなものがあるのか、だだっ広い荒野に陣形を組んで俺達の到着を待っていた。


「出ろ」


俺の一声にみんなが出る。


「ここはお前達に任せる。殲滅しろ」


「「「「「オオー!!」」」」」


ロックとコングエイプが我先にと飛び出し、クリス、シルバーのシルバーウルフ達が後を追うように駆け出す。


大岩、ワニのコンビは左から攻めるようで左側に向かいそれを見たトラオとケンタが右側に突進する。


そして俺の前に四聖獣が立ち、ゴールドが上から戦況を見守る。何時もの形になる。


「主、ボスが見えたよ。ホーンがおっきくなった感じ」


麒麟が目を凝らしなごら教えてくれる。


さおりがうずうずとしだす。

「さおり、行きたいなら行ってもいいよ」


「本当? 行ってくる」

「あ、お待ちを。私達がお供します」


そう名乗りを上げたのが玄武だ。人の姿から玄武の姿になり、背中にさおりを乗せて移動を始める。推定Aランクのボスの前までさおり連れていくと、回りのホーン騎士達を軽くあしらい戦う場所を作る。


「主、あらかた終わったみたい。後はさおりだけだね」

「じゃあ、進むか」


ホーン騎士達が大体倒されると、コングエイプが魔石を初めて袋一杯の魔石を持って来てくれる。


コングエイプに袋を持たせた所、袋に魔石等を入れて集めてくれるようになった。


今日は袋2つ分を集めて持ってきてくれる。


ドスーーン!!


大きな音がしてボスが倒れる。さおりが最後の止めを刺す。


「終わったよ。次行こう次」

さおりがテンション高めに話す。


「主、トラップ有った。ここだね」

麒麟がトラップを発見。Sランク以上の配下だけ残し他は常闇の寝床に戻す。


「さて、トラップに入るぞ」

「ねぇ、主。キリー達は未だ良いの?」

「必要なら出てくるだろ。次がキリーに必要な場所かわからないからな」

「ふ~ん。でもそうだね。なんかボスみたいな魔力を沢山感じるから、ボスが複数出てくるかもしれないね」

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