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棄てられ皇子の煩悶 :不遇の皇子は運命に抗い、自らの道を切り開く!  作者: 聡明な兎
第一部 棄てられ皇子の煩悶
3/31

聖霊の山と人ならざる友

 友達がいない(ぼく)の遊び場は、もっぱら聖エレシア山だ。


 山は、それ全体が大神殿を(おさ)める大司教領とされていて、許可なく立ち入ることが禁じられている。

 だが、墓戸(はかべ)の一族――帝室(ていしつ)の血筋を持つ者。これは別格だ。

 

 墓戸(はかべ)の一族は、聖エレシア山への自由な立ち入りが認められている。墓守(はかもり)という()まれる仕事と引き換えに手に入れた特権だ。


 このため、山は、あたかも僕だけの秘密の王国のようだった。


 山麓(さんろく)には、(いにしえ)の時代から手つかずの鬱蒼(うっそう)とした広大な原生森が広がり、木々の(こずえ)が風に()れるたびに、ざわざわと神秘的な(ささや)きが響く。


 その森はまさに大自然の宝庫。(こけ)むす岩の上に奇妙な形をしたキノコが生え、色鮮やかな鳥たちが枝の間を飛び()う。

 草むらから聞こえる生き物たちのざわめきに耳を澄ませば、そのすべてが僕を歓迎しているように感じられた。


 そこに息づく動植物の神秘には、興味が尽きない。


 聖エレシア山には、神秘なる霊気(れいき)が満ち満ちている。それはすなわち生命の力。生けるものは皆、この霊気を吸収し、活力を得ている。


 熟練した戦士は、この霊気を己が身体に巡らせて闘気となし、その力をもって常人を凌駕(りょうが)する強さを誇る。


 魔術師たちもまた、この霊気を魔力となし、精霊や不可視の存在の力を借りて、自然の法則に干渉(かんしょう)する。風を呼び、(ほのお)を自在に(あやつる)るのも、この霊気あってのことだ。


 人に限らず、聖エレシア山には無数の聖獣、精霊(せいれい)妖精(ようせい)たちが、この高濃度の霊気を求め、(つど)い住まう。彼らもまた、霊気を生命の(みなもと)とし、この神秘の地に引き寄せられている。

 彼らは神秘的な存在でありながら、この山においては当たり前のように共生しているのだ。


 幼少の頃より、本来は不可視(ふかし)の精霊や妖精、そして死霊(しりょう)さえも、その姿が僕には見えていた。これは、どうやら僕の生まれ持った特異な能力のようだ。

 このことは、家族も含めて、ことさらに他人へ話したことはない。


 見えると知れると、彼らは興味を持って僕に(から)んでくる。

 だが、善と悪が入り混じった玉石混交(ぎょくせきこんこう)であるので、不用意に悪霊などと目を合わせると痛い目に遭う。悪いやつほど執念深(しゅうねんぶか)いから、やっかいだ。

 

 そのうちに、周りに自然と集まってくるかのように、善なる精霊や妖精が、いつも僕を取り囲むようになっていた。




     ◆




 ある日、森で伝説の聖獣ユニコーンと邂逅(かいこう)した。

 

 ユニコーン――それは純潔を象徴する神聖なる(けもの)。その(ひたい)には一本の(つの)がそびえ、全身は雪のように白い毛並みで(おお)われている。

 体躯(たいく)はサラブレッドのように細身で優雅だが、その一方で力強さをも内包していた


 その優美な姿とは裏腹に、ユニコーンは獰猛(どうもう)猛々(たけだけ)しさを(あわ)せ持つ(けもの)だ。(おのれ)より巨大な猛獣にも(ひる)むことなく、その鋭い(つの)で戦いを挑むという。


 ブルッ――と、鼻を鳴らして、ユニコーンは冷ややかに鼻息を僕へ吹きかけた。その仕草は、まるで鼻で笑ったかのようだ。


 動物にまで嘲笑(ちょうしょう)されるとは、不愉快極(ふゆかいきわ)まりない。ユニコーンの挑発(ちょうはつ)を受け取った僕は、(くちびる)をかみしめた。


 できるものなら、乗りこなしてみろよ──眼差しがそう挑発した気がした。敵愾心(てきがいしん)が、心中にふつふつと()き起こる。


 殺し合いなら、魔術を駆使すれば勝てるだろう。だが、それではつまらない。相手が用意した土俵(どひょう)で勝負してこその、真の勝利というものだ。

 

 ――ならば、乗るしかあるまい。この挑戦(ちょうせん)に……。


 息を深く吸い込み、内なる闘気を()り、活性化した。その力を全身へ解放し、ユニコーンの(わき)をめがけて疾走(しっそう)する。

 すぐ(わき)立木(たちき)――その(へこ)みに足をかけ、これを()って跳躍(ちょうやく)する。


 ユニコーンは、一瞬驚いたように身を震わせたが、その(すき)を逃さなかった。

 なんとかその背に飛び乗り、両腕で首にしがみつく。


 ユニコーンは後ろ脚で地面を激しく()り上げ、体を激しく左右に()すり、必死に僕を振り落とそうと、抵抗を続ける。

 馬術の訓練では、父に相当しごかれているが、こんな暴れ馬は初めてだ。


 結局、五分ともたずしてユニコーンの背から振り落とされた。僕の惨敗(ざんぱい)だ。


 ユニコーンは、何事もなかったかのように、悠々(ゆうゆう)と森の奥へ消えていった。その威風堂々(いふうどうどう)たる姿に(くや)しさを覚えつつも、どこか(あこが)れ似た感情を抱いた。




 一〇日後。再び相まみえる。

 今度は、一〇分ほど耐え抜いたが、やはり最後は振り落とされてしまった。


 しかし、コツをつかめた気がする。

 基本は、体幹(たいかん)をキープすること。

 あとは、手でしがみつくだけではなく、足など全身を使ってバランスをとること。そう確信した。

 

 勝負にこだわるあまり、基本がないがしろになっていた──今度こそは……。

 そう心に(ちか)った。




 さらに一週間後、森の奥深く、木々の間から白い影がひらりと現れた。一本の(つの)が月光を反射し、神々(こうごう)しい光を放っている。その姿を目にした瞬間、僕は息をのんだ――ユニコーンだ。


 優美な体躯(たいく)は、どこか夢幻的(むげんてき)で、現実感が薄れるほどだ。しかし、その鋭い目が僕を(にら)みつけた瞬間、空気が一気に張り詰めた。

 息を吸うのさえ重く感じるほど、空間が緊張(きんちょう)に包まれている。


「いよいよ覚悟(かくご)を決めたか……?」 


 僕は背筋を正し、じりじりとユニコーンとの距離を縮めた。

 だが、その一瞬、ユニコーンが低い鼻息を()き、後ろ足をぐっと踏み込んだ――威嚇(いかく)だ。


 突如(とつじょ)として、その巨体が閃光(せんこう)のように()んだ。空気が()れ、地面が震える。

 

 僕は反射的に闘気を()り、体を(すべ)らせてユニコーンの猛攻をかわした。だが、風が背後を切り()き、鋭い(つの)がすぐそこにあった。


「殺す気か……⁉」


 背中に冷たい汗が流れる。ユニコーンの力と獰猛(どうもう)さは想像をはるかに()えていた。優美な姿に隠された凶暴な本能――まさに伝説に(たが)わぬ獣だ。


 僕は息を整え、ユニコーンに向き直った。戦うしかない、そう直感した。

 次に襲いかかってくる瞬間、ユニコーンの動きを見極め、闘気を全身に巡らせた。そして――


「来い――!」


 ユニコーンが再び突進してきたその瞬間、僕は一気に跳躍した。

 宙を舞い、ユニコーンの背に飛び乗る――瞬間、背筋が(こお)るほどの勢いでユニコーンが(あば)れ出した。


「くそっ!」


 背にしがみつく僕を振り落とそうと、ユニコーンは猛烈に暴れる。後ろ足で大地を()り上げ、体を激しく振り回す。だが、負けるわけにはいかない。


 必死にバランスを取る中、僕は何かを感じ始めた――ユニコーンの体を通して伝わってくる、強烈な生命の鼓動。それはまるで、彼が僕に何かを伝えようとしているようだった。


「友達が……欲しかったのか?」


 ユニコーンは希少種(きしょうしゅ)で、個体数も少ないはず。

 あながち、的外れではないのかもしれない。

 

 (あば)れ続けるユニコーンが、突然動きを止め、僕は下馬した。


 息を荒げ、(ひたい)から汗がにじみ出る僕に、その神々(こうごう)しい(ひとみ)がじっと向けられる。

 そして、ユニコーンは、ゆっくりと頭を下げ、その(つの)を差し出した。


 僕はその(つの)に手を触れる――驚くほど(なめ)らかで、冷たい感触。心のどこかに、深い安堵(あんど)が広がっていくのを感じた。


 ユニコーンには「ルナリア」と名付け、従魔契約を()わした。

 

 厩舎(きゅうしゃ)に、ルナリア用のスペースも作ったが、気に入らなかったらしく、一度も使ったことはない。

 普段は、自由に森を駆け回っている。乗りたいときは、呼べば、どこからともなく現れるので不便はない。




     ◆ 



 

 ルナリアが最初の友達というわけではない。


 山には鬱蒼(うっそう)とした森のほか、開けた草原や、色とりどりの花が咲き誇る花園が広がっている。その花園で、僕は花の妖精(ようせい)フレイヤに出会った。


綺麗(きれい)でしょう。気に()ってもらえると(うれ)しいわ」


 その声はまるで風が(ささや)くかのように(おだや)やかで、同時にどこか胸を()め付けられるような響きがあった。

 振り向くと、彼女がいた――フレイヤ。彼女は、そっと僕の左腕にしなだれかかっていた。


 突然の接触に驚きつつも、僕は彼女を見つめた。

 人間の腕ほどの大きさで、(はだ)は透き通るように白く、まるで光そのものが形を()したかのようだった。

 長い金色の髪は太陽の光を反射し、背中には花びらのような羽が柔らかく()れている。

 頭には花冠(かかん)があり、それは光に照らされ、色とりどりの輝きを放っていた。


「もちろん気に入ったさ。まるで天国にいるようだ」


 その言葉を口にした瞬間、僕の心でふと、何かがざわめいた。

 彼女の存在は、ただ美しいだけではなかった。どこか――得体(えたい)の知れないものが胸を支配するような感覚がある。


 フレイヤは静かに笑うと、小さな(くちびる)を開いて歌い出した。その歌声は柔らかで優雅で、()く者の心を(いや)すようだった。

 彼女の緑の(ひとみ)に見つめられると、まるで全ての疲れが溶けていくような気がした。


「あなたは特別よ、ルーカス」


 彼女が(ささや)くように言ったその瞬間、胸の奥に新たな感情が生まれた。

 フレイヤが語りかける声色(せいしょく)には、ただの友人や仲間という以上の響きがあった。

 彼女が僕をどう思っているのか――その意味をはかりかねた……。


 それからしばらくして、別の妖精(ようせい)にも出会うことになる。


「ははっ! フレイヤがまさか人間と仲良くしているなんて、まったく傑作(けっさく)だね!」


 その声は突然、空中から響いてきた。

 見ると、フレイヤの知り合いらしい小さな妖精(ようせい)が、(かろ)やかに宙を舞っていた。


 人間の(こぶし)ほどの大きさで、体は真珠(しんじゅ)のような光沢(こうたく)を放ち、まるで(なめ)らかな彫刻(ちょうこく)のようだ。

 彼女の二本の(つの)水晶(すいしょう)のように透き通り、(ひとみ)は鮮やかな青色で、どこか神秘的な力を感じさせる。


 彼女は「ルル」という名の妖精(ようせい)だった。


「ルーカスは特別なのよ。この清浄(せいじょう)霊気(れいき)を感じないの? 私にとって、(いや)しそのものなの!」


 フレイヤが少し意地悪(いじわる)な笑みを浮かべながら言った言葉に、なんとも言えない気持ちに包まれた。

 彼女の(ひとみ)に映る僕は、単なる「特別」ではない気がしていた――それは、どこか重く、()()かるような感覚だった。


「へえー、どれどれ……」

 ルルは、ピコピコとぎこちなく飛ぶと、楽しげに笑いながら、僕の頭の上に乗っかった。


「おおっ! こ、これは……」と、ルルは驚きの表情を浮かべた。

「やっとわかるなんて……あなた(にぶ)いわね」と、フレイアが皮肉るが、ルルは気にしていない。


「決めたっ! ここが、あたしの特等席だ! はっはっはーっ!」

 ルルが僕の頭上で堂々と宣言する。


「ええっ! 勝手に決めないでくれよ。これはこれで、少し鬱陶(うっとう)しいんだけど……」

 ため息をつきながらも、ぼくはルルを追い払うことができずにいた。


「なーに。慣れれば、どうということはないさ。あたしは、とても貴重な妖精(ようせい)なのよ。感謝なさい。はっはっはーっ!」


 そう言うルルの無邪気(むじゃき)さに笑みがこぼれる一方で、僕の視線は、自然とフレイヤに引き寄せられていた。

 僕にとっては、彼女が(いや)しだ。だが、それだけではない。彼女の存在が与える影響は、(いや)し以上のものだった。


「フレイヤ……君は僕に何を見い出しているんだ?」


 胸が高鳴る。

 彼女が歩けば、森は色鮮やかな花々を咲かせ、風は心地よく吹き、全てが彼女に従うかのようだった。


 彼女は美しく、そして何よりも僕の心を()さぶった。

 彼女を見つめていると、心が甘くしびれ、妙な苦しさを感じる。


 それはただの癒しではない。もっと別の、心の奥底をかき乱すような感覚――それは恋なのか、あるいは何か別の感情なのか……?


 まだ薄っぺらな僕の人間関係からは、理解が及ばない。




     ◆ 



 

 人外の友達は少しずつ増えていく。


 山で森を散策していたとき……ふと足を止めた。


 ──んっ? ここは、さっき通った場所だ……。


「クックックッ……」と、(かす)かな(しの)び笑いが聞こえた。


 気配(けはい)で居場所の察しはつく。

 あんなに悪意をむき出しにしては、見つけてくれ、と言っているようなものだ。


 ひそかに闘気を()りながら、迷ったふりをして、少しずつ近づいていく……不意を突いて突進すると、案の(じょう)、あっけなく(つか)まえることができた。


 予想したとおり、いたずら好きな妖精(ようせい)、ピクシーだった。

 ピクシー・レッドという混乱状態を引き起こし、旅人たちを道に迷わせることで有名だ。


「ちくしょう! 放しなさいよ! 放せってば!」


 手のひらほどの小さな体。よく見ると女の子のようだ。

 緑色のドレスを着ているし、ちょこっとした胸のふくらみもある。


 肩までの長さの金髪は、花やリボンで飾っている。(とが)った耳には小さなピアスが輝いていた。


 まるで、弱い子を(いじ)めるガキ大将のようで、いやな気持ちになった。女の子なら、なおさら可哀(かわい)そうだ。


「いたずらしないと約束したら、放してやるよ」

「わかったから! 約束するっ!」


 なんだかヤケクソな言い方で、信用ならないが……まあ、いいか。

 僕は、軽くため息をついて、手を(ゆる)めた。


 彼女はふわりと空中に舞い上がり、小さな手で自分の服を整えた。だが、その顔はどこか不満げだ。

 

「もうっ! 人間の男の子って、乱暴なんだからっ!」

 彼女は、ぷりぷりと怒っている――反省の色が見えない……。

 

「いたずらした張本人が、どの口で言うのかな?」と、軽く(おど)しをかける。


「ひえっ! あたし、小さくて弱いから。簡単にプチッって、(つぶ)れちゃうんだからね」と、彼女は(おび)えた。少し薬が()き過ぎたかな……。


「君、名前は?」


「名前? ないよ。ピクシーは種族名だし、あたしには名前なんてないの。あんたが付けてよ!」


(なんとも、手間のかかる……)


 その無邪気(むじゃき)な言い草に、

ふっ――と、軽くため息が出た。


 僕は頭を(めぐ)らせる……ちっちゃいし……女の子で……心の中で浮かんだ名前が、自然と口から()れた。


「……カリーナ。君の名前は、今日からカリーナだ」


「カリーナ? ふーん……?」

 彼女は難しい顔をしている。


「古語で『かわいい』っていう意味なんだけど……」


「なんだ、悪くない名前じゃない!」と、彼女は満足そうにうなずき、小さな手を腰に当てると胸を張って得意気に笑った。

 

 従魔契約は()わしていないが、名付けだけでも、それなりの効果はある。


 カリーナを花の妖精フレイアたちに紹介すると、すぐに仲良しになった。


 カリーナは、いたずら好きで、ひょうきんで、一緒(いっしょ)にいても()きない。


 冒険好きで、ときどきふらっといなくなっては(もど)ってくる。

 そんなことで、彼女の(くつ)は、いつも(どろ)で汚れている。

 僕は、苦笑いしながら、靴の泥を()き取ってあげるのだった。


 友達になった妖精の中で、一番僕に(なつ)いたのはカリーナだ。

 

 冒険から帰ってくると、いつも僕に付きまとってくる。森の外まで付いてくる始末だ。

 

 一人では怖いが、僕が一緒なら大丈夫らしい。

 彼女の姿は霊感(れいかん)のある者しか見えないが、そうそういるものではない。


「へえー! 人間の町って、面白(おもしろ)そうなものがいっぱいだね!」

 彼女は興味津々(きょうみしんしん)で町を見渡している。

 

「お店の売り物を勝手に食べたりするなよ」と、僕は(くぎ)を刺す。


「えっ? 売り物って?」


 ──おいおい、そこからかよ……。


 僕は軽くため息をついた。なんとも、手のかかりそうなやつだ。

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