怖い話 ゴミ 解説
そうじが苦手な私。それに対してそうじの好きな優子さん。私は、優子さんに八つ当たりしているような気もする仲です。
では、最後の優子さんの一言。「見てないよ?私はただ、ゴミを見てるだけ。」
これは、どういう意味だったのでしょう。優子さんは、私を見ているはずなのでは?
その答えは、ニュースにあります。死体がゴミ箱に捨てられるという事件。その犯人は、子供でほうきのようなものを持っている。お母さんの言葉のゴミ扱い。
このことから、犯人は、優子さんだということがわかります。そうなると、優子さんは、人をゴミ扱いしているということがわかります。つまり、最後の言葉の意味は、優子さんは、次捨てるゴミが私ということを言っていたのです。それに加え、優子さんのほうき。
それはニュースの予想通り殺しに使ったほうきなのです。布で隠されたところにナイフを隠してあったのかもしれません。そうなると、私はもうゴミ箱の中なのかも・・・。
皆さんの学校にもそうじをずっとしている人はいませんか?いるなら気をつけて。
それには、怖い裏が隠されているのかもしれません。もし、あなたが掃除をしていなかったら、、、、ふふふふふふふふふふ。
その日のニュース
「緊急ニュースです。今日の午後五時ごろ朝倉小学校にて、犯人と思われる、少女と死体が見つかりました。少女の名前は、平井珠香さん。死体は、小笠原冴子(私)さんでした。平井さんは、教室に忘れ物をとりに戻っただけだと強く主張していますが、念のため引き続き調査しています。」
学校の廊下にて。
「ふふ。いい気味だわ。そうじをしないゴミたちは、みーんなゴミ箱に捨ててあげる。みーんなね。」
優子は、血だらけのほうきを持って、廊下の先へと進んで行った。その時、すうーっと肌寒い風が吹いた。
今回、この物語に目を向けてくださり、本当にありがとうございます。
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どうだったでしょうか?私の小5の頃のお話は。
私も、読み返しててちょっとゾッとしました。
特に解説の「ふふふ」の部分。なんだか、今思えば病んでたのかもしれません(笑)
皆さんも、そうじちゃんとしてますか?
やっぱりそうじをしない人って汚す人なんだと思うんですよね。
だって、そうじするってなったら、わざわざ消しかすを床に捨てたりしないと思います。そんなの、後から面倒になるだけです。だから、皆さんも汚す人ではなく、綺麗にする人になっててくださいね。
これからも応援よろしくお願いします!