2-7 取引 その2
今回からタイトルの形式を変更しています。
モーテルの1室を包囲する形で展開する〈トライアイ・カルト〉の兵士達。アサルトライフルを持った者が大半だが階段を上がり部屋へと接近する、ターゲットへの1番槍を担当する3名はショットガンを構えて悠然と歩を進める。
至近距離となれば当然被弾のリスクも増えるのだが、それを恐れないのが彼等の強みだろう。
「包囲完了。押し込みの準備は?」
「こちらも完了だ、鍵も用意した」
通信で準備完了を伝えたカルト兵は目標の部屋の唯一の出入り口を3人で囲む。飛び出してきたら蜂の巣に、そうで無くとも扉を蹴破った後に部屋に鉛玉を大量に放り込む事だって出来るのだ。
互いに顔を見合わせて突入のタイミングを図り合い、あとは声をひとつ掛け鍵をショットガンで吹き飛ばして扉を開け放てば鉛玉の嵐が吹き荒れる事になる。
「よし……いく──」
突入の掛け声を掻き消すように号砲が響く。
離れた位置で展開していたカルト兵にはそれは鍵を吹き飛ばした銃声かと思われたのだが、扉の前の兵士の1人が欄干に海老反りで引っ掛かっているのが見えた時、それが扉の内側から放たれた銃撃による物だと気が付いた。
「なっ──!」
不意に内側へ引き込まれた大穴を開けた扉。そこから出てきたのはショットガンを構えた男、ミュラー。
レバーを1往復させ空の薬莢を排出したショットガンが次に狙うのは残る2人の片方、その頭。
「あっ」
アイアンサイト越しにミュラーと目が合ったカルト兵の無意識に漏れた声をキッカケとして、トリガーに掛けられた指の力が強まり次の瞬間には弾けたスイカの如き頭が陽の光の下に晒される。
「テメェ!」
「この距離ならぁ!」
倒れた味方の姿に激昂したカルト兵がショットガンの返報を喰らわせようとする前にミュラーのショットガンの銃剣──半月上の刃による刺突がカルト兵の胸を貫き、その体を欄干に押し付ける。
「ぐぁっ!?ク、クソ──」
「ゼロ距離喰らえやぁ!」
レバーアクションで装填。すかさず引き金を引いて発砲。
ゼロ距離で放たれた銃弾は体内を残さず蹂躙して確実に命を奪う。
「よっしゃぁ!いくぜいくぜいくぜぇ!」
次弾の装填と共に駆け出したミュラーは周囲の状況確認を行う。
彼に与えられた役割は2階にいるカルト兵の撃破。
遮蔽物に乏しい外廊下で戦うのは不利であり、唯一ある部屋の出入り口から頭を出せばその瞬間に殺到した銃弾によって廃モーテルの染みのひとつとなってしまうだろう。
その為にミュラーは外へと飛び出して狙いを定めさせないよう動き続けて、サラとバルトロの準備が整うまで敵の注意を引いた状態で駐車場からの銃火に晒されないよう敵に肉薄する必要があった。
「テメェらのドタマかち割ってやんよぉ!」
ミュラーの持つレバーアクションバルディッシュショットガン。これもまた箒であり、その能力を行使したミュラーの動きは通路を立体的かつ高速で移動する事を可能として被弾を避けていた。
「クソ!早いぞ!」
「撃ちまく──ギィっ!」
床、壁、天井、欄干。
全てを足場として蹴り込んで外廊下を直角に折れ曲がり、天地が乱れる視界の中でミュラーは大まかな当たりを付けてショットガンを放つ。
加害範囲に敵を収めれば良いのだと普段から精密な射撃を行わないミュラーの得意分野が、この高速で接近してから行う白刃戦。
「下がれ!詰めてくるぞ!」
「そらそらそら!後ろつっかえてんじゃねぇの!?」
仮にバルディッシュによる一撃で命を奪う事が出来なくとも、猛烈な勢いで攻めて押し付ける形となってカルト兵を追い詰めればそれだけでミュラーにとっては御の字。
蹴りと斬撃がカルト兵をジワジワと削ってゆく。
「チェストォ!」
裂帛の気合いと共に上段に振りかぶったショットガンを叩き下ろし、カルト兵の防御のごと脳天をカチ割ってショットガンは静止する。
「んっ?あ、あれ?抜けねぇ!?」
「チャンスだ!諸共撃っちまえ!」
半月の刃は頭蓋をカチ割り、しかしその半ばで強く食い込み押しても引いても操り人形の如く下に繋がる肢体がヨタヨタとたたらを踏むだけ。
「う、おぉ!抜けねっあぁっ!このままでいいわもう!」
未だ直立する人体を銃架とし、引き金を引けばその水平線上に位置する頭部は纏めて撃ち砕かれて外廊下の一角は赤く染まる。
「うぉっとと、まぁだっついてくんのかよもぉー!」
上下左右前後、頭蓋に強く食い込んだ斧は中々引き抜けずに土台となってる人物は息き絶え膝を突く。
「クッソ!テコの原理で外れないのはもうこれなんか原因あるわ」
血溜まりの中に埋まった刃の先を確認しようと屈んだその時、直前までミュラーの頭があった場所を銃弾が通過する。
「うぉっ!?」
屈んだミュラーは射手の位置を探り、それが対面の外廊下に立つドワーフマークスマンである事を確認する。
ドワーフはその繊細な指先を活かして優秀なスナイパーやマークスマンである事が多い。そして単純に的が小さく強靭である為生き残りやすい。
「頭の上もう1回借りるよ!」
ミュラーは自身の弾薬ポーチからスラッグ弾を取り出し素早く装填。最前列に並んだスラッグ弾はレバーアクションによって薬室へと送り込まれて、銃架を使った狙い澄ました一撃として放たれる。
「ぐっ──!?」
「ナイスショット!」
放たれた金属塊はマークスマンの胸を穿ち、心肺に重大なダメージを齎す。血を吐き倒れるターゲットを確認したミュラーは射撃の反動で刃が抜けたショットガンを持ち、ミュラーはガッツポーズする。
「大将!サラ!オッケーだ!」
ミュラー叫びに呼応してモーテルの扉が2つ開け放たれる。
それは取引に使った部屋とは離れた2箇所であり、駐車場を挟む形となる2部屋だ。
「いつまでもそんな所に突っ立ってないでこっちに来い!」
バルトロがミュラーの首根っこを掴んで室内に引き込み、ミュラーは勢いのままゴロゴロと室内を転がって目を回す。
「うおお……すげぇパワー」
起き上がりながらそう呟いたミュラーが見ているのは、壁に開いた大きな穴。それはバルトロが通るのにちょうど良い大きさの縦長の穴。
そしてそれは隣の部屋にも、さらにその奥へ奥へと繋がって、最終的には取引に使ったあの部屋に行き着く。
「はぁ、疲れた。あとはお任せでイイっすか?」
「馬鹿言え、あの程度で疲れるものかよ」
「あんな危険な事したのに〜?」
「あの場ではお前が1番防御に優れるだろう」
「そりゃそうですがね。仕方ない、もうひと仕事しますか」
そう言い残してミュラーは横穴から別の部屋へと移動する。これはモグラ叩きのようなものだ。狙いを定めさせず、複数の射線を作り出す。
当初は〈カルト〉側によるクロスファイアに曝される形だったこの戦いは、今ではサラ、バルトロ、ミュラーによって駐車場にいるカルト兵を囲んで撃ち下ろす形へと逆転していた。
「よっしゃ!あとは難しい事考える必要もないな!」
サラは意気揚々と新品のように輝く愛銃を撃ち、カルト兵は次々とその餌食となってゆく。
追い詰める側であったカルト兵達は急に状況をひっくり返され、じわじわと戦力を削られ歯噛みする。
「くっ……!ヤツを殺せればそれで良い!グレネードを投げろ!建物ごとやれ!」
「了解!」
指示を受けたカルト兵達はグレネードに手を伸ばし、しかしそれは頭部に受けた強烈な一撃によって阻止される。
「おい気を付けろ!投げさせるな!」
それを為したのはバルトロ。得物である大型拳銃の重い射撃音を響かせて尚よく通る声でサラとミュラーへ警告する。
「壁も抜けやすいからな!きっと床も柱も簡単に崩れるぞ!」
「ひえぇ……有利なんだか不利なんだか」
「とにかく撃ちまくれ!クソッ弾切れだ!装填する!」
「は!?オレもなんだけど!」
バルトロの警告に応えた猛烈な銃撃でカルト兵を撃ち下ろすサラとミュラーは、その銃撃の数に等しいだけのリロードが必要となる。
無防備なその時間を遮蔽である部屋の中でやり過ごすべく、2人とも外廊下から姿を消して残っているのはバルトロのみ。
「チューブマガジンに回転弾倉かっ!ボックスマガジン型の方が実用的だろうに……!」
バルトロの獲物はボックスマガジン式のオートマチック。撃ち切ったならマガジンキャッチボタンを押して空のマガジンを落として次を叩き込めば良いだけだ。
「うおぉ!2人引っ込んだぞ!今だ押し込めぇ!」
「ロケットランチャーを出せ!」
「魔術を使う!」
今が好機だと〈カルト〉の勢いが俄かに強まる。壁を破る勢いでありったけを撃ちまくり、あるものはロケットランチャーを、あるものは自分の首筋のスロットにチップを挿して青白く発光する液体で満たされたペン型注射器を肌に突き立てる。
「オオォォォォッ!!!トライアイに栄光あれ!」
注射器を打ち込んだカルト兵は正気を失ったように叫び魔力を滾らせる。目は完全に据わって、手はワナワナと虚空を掴むように伸ばされ血管が広がっておぞましく脈打つ。
高まる魔力は地面へと降り注ぎ、光を帯びたコンクリートが剥がれて術者の周囲に浮かび上がり砲弾として放たれるべく、古の攻城兵器のように打ち出す力を蓄えて存在感を強めてゆく。
脅威はこれだけではない。2人のカルト兵がロケットランチャーを担いで発射の準備を整えて、喫緊の脅威である3人は今にも牙を剥かんとしている。
「くっ……!動けるのは俺だけか!」
バルトロは銃を構える。
しかしその構えは正確な射撃には向かない片手での保持。バルトロの愛銃は強力な銃弾を使い、それ相応の反動もある。明らかにこの場面に適した構え方ではない。
その上バルトロが銃を向ける先は脅威となる3人の中間。誰から撃つのか悩む時間すら惜しい状況で、そのような行動をするバルトロの顔に焦りこそあれど迷いはない。
「──スマート照準システム起動ッ!」
バルトロの言葉に従い、彼の持つ銃が真価を発揮するべく動き出す。
銃口下部に取り付けられた3連のレーザ照準システムが起動して、赤いレーザー光が銃口方向へと放たれる。
【アイインプラントとの接続完了】
腕を通じて銃と繋がったバルトロの視界に3つの円が表示され、それを素早く魔術の準備を行うカルト兵そしてロケットランチャーを構える2人へと合わせてトリガーを軽く引く。
すると途中でトリガーが硬くなって指はそこで止まり、次の段階へ移行する。バルトロがロックした対象の情報を受け取ったレーザーサイトはまるで眼球のようにそれぞれが自在に動き出し、その3人を凝視する。
【ターゲットロック】
「お前達が三つ目なら、俺は五つ目だ──ッ!」
この照準システムは優秀だ。ロックオンにかかる実時間は短いものの、バルトロの体感時間は視界の現れたその表示を長く待っていたのだ。
「──ッ!!」
無言の叫びと共にバルトロ引き金をもう1段階強く引く。
カチリとクリックする感覚が指へと返り、動き出したスマート照準システムの結果を見届ける。
そう、バルトロは見届けるのみだ。
この銃の第1段階で使用者のアイインプラントと接続し、最大3体のターゲットをロックする。第2段階で実際に銃がレーザーにてターゲットを狙い、ここで引き金を引けばあとは銃が全てやってくれる。
バルトロが引き金を引いた瞬間、銃を持つ腕は側から見れば瞬間的にブレたように見えるだろう。
それは銃がバルトロの腕を高速で動かしたから。
この銃は弾丸にミサイルのような仕組みが搭載されているのではなく、銃の側に仕掛けがあるスマートガンなのだ。
使用者がロックオンした対象を、銃に搭載された魔術式AIが攻撃するインテリジェンスウェポン、それがこの銃。
正確無比な照準は3つの頭を確実に捉えて、普段はリミッターが掛けられているフルオートモードにて瞬間的に撃ち抜く。
それはあまりに早い射撃である為、まるで1発の間延びした銃声に聞こえる事だろう。
ほぼ同時に頭を撃ち抜かれた3人はバチャバチャと地面に脳とも血ともつかない赤い物を垂れ流し、魔術によって押し固められた砲弾は力を失い術者と共に地に帰る。ロケットランチャーも同様に死体と共に転がるが、その数1つ。
バタバタと、2人が倒れ伏す。
「──ぁぁ」
もう1人は未だロケットランチャーを構えたまま、頭から煙を吹きながらフラフラと立っている。
「ッ!オートポーションか!」
傷を癒す錬金術によって生成された水薬、それがポーション。経口接種や傷口に直接振り掛ける物など種類はあるが、効果を発揮すると煙と共に傷が癒える効能に変わりはない。
頭から煙を出しているカルト兵も同様にポーションの効果を発揮して微かに命を繋ぎ止めている。そのポーションはいつ接種したのか、それは今まさに流し込まれている最中だ。
体表のポートからバイタルに応じてセットされたポーションを体内に自動で流し込む装備がオートポーション。頭から脳を垂れ流す状態を察知して、しかし出来る事は回復するまでポーションを流し込み続けるだけである為にカルト兵はロケットランチャーを構えたまま生き続けているのだ。
「ぉぉぉ」
バルトロがマニュアルで再び射撃を行うよりも早く、もはや執念とでも言うべき力によってカルト兵はトリガーを引きロケットは放たれる。
一歩遅く弾丸はカルト兵の脳髄を撃ち抜くが、火を噴き飛翔するロケットを見送るバルトロは叫び危機を知らせる。その先にはネウマとユーノスがいる為に、2人への警告でもあった。
「ロケットが行ったッ!」
炎の尾を引いて猛進するロケットは真っ直ぐに飛び続け、ネウマとユーノスのいる部屋までの距離を半分程進み──横から高速で飛来した弾丸により、空中で炸薬を爆ぜさせた。
「セーフ!」
「セーフなものか。オートマチックにボックスマガジン、やはりコレが理に適っている」
「アンタのスマートガン凄いとは思うけど、やっぱアタシの趣味じゃないわ。やっぱりコレだよなぁ!」
ロケットを撃ち落としたのはサラ。
高速で飛翔する物体を真横から撃ち落とす離れ技にて危機を脱して、得意げに自身の得物をバルトロに見せつける。
「まったく……ミュラー!残敵を掃討する!」
「あいよー!オレもリロード終わりましたんで!」
起死回生の一手を叩き潰されたカルト兵に抗う力は無く、戦力のすり減るスピードを早めて状況は収束する。
「トライアイに──ぐぁ!」
駐車場内に残る最後のカルト兵は味方は全員倒れた状態でも戦うことを選んだ末に、周囲に転がる味方と同じく地に伏せる。
駐車場内は酷い状態だ。まるで戦場のように大量の薬莢と血が広がって、モーテル自体も弾痕によって大変風通しが良くなってしまった。
「うーわ。何がヤバいってコレ自体はタダ働きな事だよね」
「いやぁー助かるよ!タダでうちの依頼人を守ってくれてよぉ!」
「うっせ!結構撃ったよなぁ……ピザ何枚分だ……?」
本日の支出を指折り数えるミュラーの肩を笑って叩いたあと、サラは周囲を見回し険しい顔をしている大男を見つけて声を掛ける。
「よぉ、バルトロ。アンタも中々やるな」
「まあな。サラか、君も中々やる。危ういところが目立つがな」
「反省してまーす」
リボルバーから空薬莢を取り出しながら、バルトロの指摘を冗談めかして受け流すサラ。それはさながら教師と生徒といった様子で、ミュラーに対してもそうだがバルトロという男は威圧感のある見た目の割に善性の人なのだ。
本来はユーノスへパッケージを届ければそれで済んだ依頼であった筈なのに、文句も言わずに〈カルト〉の襲撃から守る事までやっている。
「そのリボルバーもだな、やはりリロードが気になる。トップブレイク式でリロードスピードは早いんだろうがな」
「この銃は気に入ってるから使い続けるけど、流石にサイドアームでも持っとくかね」
「リボルバー自体がサイドアームだとは思うが……予備は持っておくと良いだろう」
バルトロは手に持った愛銃の側面を引き金から外した人差し指で叩いて「こんな感じのな」と言って巌のような顔でニヤリと笑う。
バルトロも大概拘りの強い銃の選び方ではないかと、サラが苦笑いしていると駐車場に大きな声が届く。
「あ、終わりましたー?サラさーん!」
「おい、安全が確認されるまで出てくるなって……」
聞こえてきたのはネウマの声。階段を駆け下りて手を振る姿はまるで尻尾を振るいるのようだと、サラがそんな事を思いながら駆け寄るネウマを見ていると、不意にネウマの背後から影がかかる。
「──ッ!!ネウマッ!」
「へ?」
ネウマの背後に立つのは血走った目をしたカルト兵。
負傷し血を流す状態でまともに戦えば負ける為、このような背後から襲える隙を窺っていたのだろう。しかしそのような状態であっても、ナイフひとつあればネウマを殺すのには十分だ。
(リロード──間に合わない。魔術──制御出来ないのに!?ネウマごと焼いちまうだろ!)
サラは極限の集中の中で視界の隅に映るミュラーを見るが、彼もサラと同じように散弾ではネウマごと当ててしまい、スラッグ弾を装填する時間もない。
間に合う事を祈りつつリボルバーへ1発の弾丸を装填した時、ネウマ背後のカルト兵の更に後ろに人影が現れる。
「ふんっ!!」
「がっ……」
その影は何かをカルト兵の頭に振り下ろし、鈍い音を響かせたその一撃で見事のしてしまった。
「ふぅ、早速活躍してしまったな」
「ユーノス先生!」
驚き振り返ったネウマの前に立つのは額に汗が浮かぶユーノス。彼は受け取ったばかりのフラッシュライトを使って見事カルト兵を殴り倒してみせたのだ。
「ネーウーマー!」
「ひょぇっ!結果オーライ!終わりよければ!」
「よくねぇって!」
今度はサラがネウマに対して危なっかしさについて説教を始めたので、男3人は顔を見合わせ肩をすくめた──
よろしければ感想、評価、ブックマークお願いします。
次回更新は5/6土曜日、21:11です。
前書きにも書きましたが今回からタイトルの形式を変更しています。
それに合わせて既に投稿していた部分もタイトルの形式を変えました。
正直タイトル考えるのが面倒くさくなっていたので……
サイバーパンク2077 のミッションタイトルに安易に影響されて二つ並べるやつやってたんですけど、手間が倍なんですよね……!




