サイバー攻撃(漫才ネタ)
二人「はいどうも、どうもー。○○です!」
ボケ「そう! わたくしどもも、お陰さまで、こうやって漫才をやらさせていただいておりますことを、ここに誓います!」
ツッコミ「おい! ちょっと台詞的に違うやろ! 漫才やるのを誓うんか? 違うて!」
ボケ「じゃあ! こうやって漫才をやらさせていただいていることを、ここが違います!」
ツッコミ「ちょっと、普通に日本語として話ししてみなって……お客様に感謝いたしますやろ!」
ボケ「ほな、もう一度いくな。ううん(咳払い)…、わたくしどもが、お客様で、こうやって漫才をやり直させていただいておりましたことを、ここに感謝いたします!」
ツッコミ「あん、もう! あっち直せば、こっちがダメって、なんとかせいやー、しっかりせいやー、広島、鈴木せいやー」※最後は二人一緒に、鈴木せいやー!
ボケ「出来た! 君もちゃんとやれば出来るじゃないのー!」
ツッコミ「おい! それはこっちの台詞!」
ボケ「はい?、それは台詞やない!」
ツッコミ「いや、もうそういう場合のコトワザみたいな決めゼリフ!って言ったらエンドレスになるな!」
ボケ「ええやない! 真実を信念をもって、真剣に闘う。それが、円とドレスを足したお金になれば!」
ツッコミ「おまえ、円とドレスやないて、エンド! ジ、エンドのエンド!」
ボケ「ほうー! 病垂れの痔か、エンドはお相撲さんやな! レスは?」
ツッコミ「修復出来ない。誰か治してー!」
ボケ「うん! 誰かが僕を呼んでいる。攻撃対象にされたみたいだって!」
ツッコミ「なんやそれ! おまえを攻撃したいわ!」
ボケ「ちょっと黙れ! 君に協力してもらいたい。大事なアソコのシステムがサイバー攻撃を受けたらしい!」
ツッコミ「はあ! アソコって……どこ!」
ボケ「アソコは、アソコ! 君にも、お客様にも、隠さないと大変なことになる。なんとなく分かるだろ、アソコ」
ツッコミ「ふーん! アッソか!」
ボケ「違います! コを付けないとログインできない!」
ツッコミ「アッソにコを付けるんか! アッソコやな!」
ボケ「やった! ログインに成功した。君のおかげだ!」
ツッコミ「何がログインや! ちょっとパソコンが出来ると思ってな〜!」
ボケ「もう一度言う! 君の助けが必要だ」
ツッコミ「だから、どこをどうやれって言うんや!」
ボケ「だから、ここを、こうして!」
ツッコミ「はあ? ここを、こうしなって? 無理、無理、無理! おまえのアッソコは無理!」
ボケ「ハッカーに乗っ取られるかもしれない。きみは、それでも満足か!」
ツッコミ「おれはどうでもいい。おまえが満足するだけやないか! もう、気色わるい」
ボケ「おまえが、そういう考えでは、アソコのシステムは二度と立ち上がらなくなる。そうすれば、沢山の人が生活に困窮する!」
ツッコミ「うん? 言ったな! 誰が生活に困窮するんや?」
ボケ「それは言えない! 極秘事項だ」
ツッコミ「そんなら、自分で立ち上げて、自分で処理して、ハッカーやらから守ればいいやないか!」
ボケ「きみの助けが必要だ! 明るい未来をつくるため! 世界の平和をまもるため!」
ツッコミ「そんなことしたかてシステムが直るか。もし直っても後が大変や!」
ボケ「後のことは、私がなんとか始末する。だから、早く手を貸してくれ! ああ、時間が無い。ウィルスに犯されてきた」
ツッコミ「なんやウィルスって、アソコにウィルスって……危ないがな! どういうウィルスや?」
ボケ「やむを得ない。きみにだけ教える。AV画像システムからの変異種らしい!」
ツッコミ「はあ! おまえは、それに毎日、毎晩、おかされまくられ、日本語までおかしくなって。どうしようもないやつや!」
ボケ「ふむ、ふむ! きみにそこまで完璧なプロテクトが掛かっていたなんて! さすが、ぼくが信頼しただけのシステムだ」
ツッコミ「おい、おれがいつからシステムになったんや? 人間やで、ちゃんとした人間!」
ボケ「見た目はな! でもきみは、何かワクチンの効果がイマイチと言ってただろう! 3回も打っても防げないものは防げないと。今回の対策プロジェクトにもそういう考え方のエンジニアが必要だ!」
ツッコミ「だから、おれはただの人間。ところで、そのプロジェクトは何て言うんや?」
ボケ「それはな、子作りによる愛と平和の大作戦」
〜おわり〜
作者 カズ ナガサワ