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棄てられ姫は誰にも愛されない  作者: 鷺森薫
アインホルン王国編
5/70

5.魔法と魔力

この世界の魔法は

三大魔法と言われる光・闇・聖

その次が上位と言われる火・土・水・風・無

更にその下、例えば土魔法の下位魔法に緑魔法など、多数の魔法が存在しているが、

「魔法書持ち」が激減しているこの数十年はより高度な「魔法書持ち」同士の婚姻が勧められるようになった。


無論、魔力が無ければ「魔法書持ち」であっても魔法は発動出来ない。

しかしながら、極々少数の例外を除いて、通常は多少の魔力は鍛錬すれば誰でもある程度は増やす事が出来る上に、今まで「魔法書持ち」で魔力が皆無の者はいなかった為、「魔法書持ち」で魔法発動出来ないという事例はなかった。

逆に、リーゼロッテの様に、多少の魔力はあっても、「本無し」なら例外無く魔法は発動出来ないのだ。


魔力を鍛錬し研ぎ澄ませていけば、稀に特殊な魔力が派生することもある。

例えば、魔法書の鑑定である。

鑑定にも段階があり、

他人には見えない魔法書を視認だけ出来る段階から、魔法書の中身まで全て鑑定出来る段階まである。

視認と言っても、ぼやっと薄ぼけて見える者から、ハッキリと色や厚さ果ては文字まで見える者と、レベルは人それぞれである。

大神官クラスともなれば最低でも魔法の属性位は鑑定出来る事が必須となる。

そうは言っても、そんなレベルの特殊な魔力

持ちは中々いない為、大神官の席にいつも幾つか空きがある事は皆が知るところである。


ぼやっと薄ぼけて見えるくらいの魔力の神官に魔法書の鑑定を依頼して、属性の誤りがあったりするのは日常茶飯事だか、人材不足で手が回らないので致し方ないのだ。


そんな大神官の長である神官長による命名の儀式と魔法書の鑑定が明日王殿にて行われようとしていた。


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