プロローグ
前の作品の修正版です。
って言っても少し言葉を変えたり読みやすくしただけで、内容は余り変わっていません!
俺、天霧 健は高校一年の夏休みに動物園でアルバイトをする事にした。
動物園は結構広かったが1週間で俺がやる作業はすべて、覚える事が出来た。
それから3日後事件は起こった………
「良し!今日も頑張ろう!!」
そして俺はいつもと同じように巡回をしていて、ある事に気が付く。
「えっ…………何故ライオンが檻の外に出ている!?」
俺はライオンが飼育されている檻を見て、檻が壊れて要ることに気が付いた。
「そう言えば麻酔銃が倉庫に在った気がする………俺に扱えるか分からないが、迷ってる暇はないな!」
そして俺は、倉庫から麻酔銃を借りてライオンを捕獲に向かう。俺はライオンから15メートル離れた茂みに隠れ、ライオンが大人しくするまで待つ事にした。
「くしゅん…………………」
茂みが俺の鼻に触れて嚔をしてしまったのだ。
「麻酔銃を早く撃たなければ確実に襲われる………」
そう思った俺は麻酔銃をライオンに撃とうとするが、そこには小さな女の子が居た。
「不味いな…………」
俺は麻酔銃を初めて使う。しかもライオンはずっと動いてるし、俺がミスをすれば女の子に当たる可能性がある。
そう思って、麻酔銃を撃つ事に躊躇った瞬間もう遅かった。
俺、天霧 健は死んだのだ。
「………………………ん?」
「えっと……俺、ライオンに教われて死んだ筈だよな?何故死んだのに意識がある?しかも身体中噛まれたのにどこも痛くない!?もしかして本当は気絶しただけで助かったのか?」
そして俺は恐る恐る目を開ける。
……
そこは、かなり広くて真っ白な空間。その空間に俺は横たわっていて、そこには1人綺麗な女性が居るのが見えた。俺は見間違いか確かめる為、1度目を閉じ、もう1度目を開けて確認する。
するとそこには、髪が長く水色、目は黄色、肌は純白、服は水色と白のドレスを着ている女性がいた。
その特徴を見て俺は思った。俺が想像している女神に良く似ていると………そして俺は尋ねる。
「あなたは女神ですか?」
「私は空間を司る女神・セラです」
「女神か……やっぱり俺は死んだんですね…………それで何故俺がセラさんに連れてこられたんです?」
「実は天霧さんは日本神の不注意によって死に至ってしまい、それを見て私が此処に連れてきたのです!」
成る程!でも何で俺を此処に連れて来たんだろう?その疑問が在ったから、俺は女神・セラに聞くことにした。
「セラ様………何故俺を此処に連れてきたのですか?」
「それはですね………天霧さんは今まで罪を犯さず、一生懸命努力して生きて来たにも係わらず、日本神の不注意で死んでしまう何て、私は認められません!なので天霧さんが良ければですけど、新たな生活を送って頂けたらと思い、此処に連れて来たのです。」
「えっ?本当ですか!?」
「はい!ですが今は日本には転生できませんが…………」
「って言うことは、異世界で転生ですか?」
「そうなりますね………嫌だったでしょうか?」
「いえいえ!嬉しいです!!」
まさか本当に異世界が存在してるんなんてな…………
「それは良かったです!」
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「それでは転生する前に名前、年齢を自由に設定出来ますがどうされますか?」
自由に付けられるのかーどうしようかな?
5分後
「では年齢は15歳で、名前はミカエラでお願いします!」
「自分の名前もそのまま使えるのに何故ミカエラと言う名前をつけたのです?」
私は単純に気になって聞いてみた。
「確かに自分の名前も言いかな?って思ったんですけど、いつもゲームとかではミカエラって名前を付けているんですよ!それを自分の名前に出来るって思ったら、ワクワクしてしまって………だからミカエラに決めました!」
「そうなんですね!とても似合ってるとおもいます!」
「ありがとうございます!!」
「それと、転生するに当たって、職業、補助スキル4つ、特殊スキル1つ選べます」
「そうですね…………」
「職業(賢者)」
「補助スキル1(魔法倍率アップ):自分のレベルが上がるほど魔法の威力が高くなる」
「補助スキル2(獲得経験値アップ):経験値が20倍になる」
「補助スキル3(ステータスアップ):レベルアップした時ステータス向上50倍」
「補助スキル4(千里眼):周囲の探知が可能」
「特殊スキル(???):???は運が良ければランダムで特殊スキル3つ獲得可能、運が悪ければ0である」
「セラ様!選び終わりました」
「それでは最後に私からプレゼントです!」
(属性:全属性)
(マジックポーチ)
(銀貨50枚)
「ありがとうございます!」
「それでは転生の準備が整いましたので、その魔方陣に入ってください!」
こうして俺は魔方陣の中に入り、俺の体は青い光に包み込み異世界へ転送された。
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