寛太さんに会いに行こう②
ぐだぐだ!
どこかで再執します!
「おおお……」
寛太さんの部屋に案内され、室内を見渡して思わず声を上げる。
きちんと整頓された部屋、ショーケースには多種多様なプラモデルやフィギュアが陳列されている。
これを作ったのか?完成度が高すぎるぞ!?
「相変わらずの腕前だねぇ、寛ちゃん。また車のプラモ作ってくれよ……って、おいおい銃にも手を出したのか?」
勉強机の隣に、プラモ作りに使用するであろう器材が並んでいる机があり、その卓上にはサバイバルゲームで使われるエアガンが置かれていたのだ。
鮮やかな青を基調とした迷彩柄のハンドガンを、天馬さんが触ろうとすると……
「やめろよ!まだ塗装途中なんだからな」
と、注意を受ける。
作業中だったから、機嫌が悪かったのか……。
「大したものですね、こんな完成度の高いプラモを見るのはお店くらいですよ」
「それはどうも。作ってほしいプラモとかがあれば、500円で完成度の高いレベルで作ってやるよ」
「今度バイクのプラモ買ってくるんでお願いしていいですか?」
新美、バイク好きだったのか……。俺も小さい時に作ったガンプラが酷い出来だったな、買ってこようかな……。
「んん……!話を部活の話しにしてもいいか?」
痺れを切らしたように玲哉さんが口を開く。
そうだった、部活のジャージの進捗を聞きに来たんだっけ。
「GWOジャージだろ、もう出来てるよ」
「なに?出来ているのか……それは良かった。ここに連れてきた一年二人ともう二人は絶対に必要だったからな。他の一年の分も出来ているのか?」
「ああ、出来てるって。お前等二人がわーわー五月蝿いからな、急いで作った」
「じゃあ去年は何できつきつだったんだよー」
『天ちゃんが急に要望をするからだ』
二人の声がシンクロする。仲がいいな。
「――そういえば、紹介してなかったな。彼は佐波寛太、『佐波クリーニング』の1人息子で、上にある『KING OF HEART』のイラストデザインを担当してる」
「――だそうだ。お前らは?」
「新美と言います。バイクの件お願いします」
「鷹谷です、お世話になります」
「鷹谷……?」
寛太さんが俺の苗字に反応する。――どうしたんだ?
「兄貴はいるか?名前は――翔」
「――え?どうして……」
急に出てきた兄貴の名前に虚を突かれた。
何で知ってるんだ……。




