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僕の彼女は魔王です  作者: シロクロヤギ
私が彼に惚れるまで
28/49

第2章:私が彼に惚れるまで:反面教師

すみません

投稿1日遅れました

明日投稿できたらいいんですが

厳しいかもしれないです

出来たらやります…出来たら…

今回はあまり進みません

すみません!

私はその夜に、先生を追い詰めるネタを

作り、何を得るかを熱心に考えていた

脅しのネタは盗聴器、本体は常に録音されている

さらに小型のビデオカメラもあるから

録音で交渉できずに追い詰められた場合、カメラの映像をバラさずに、全世界に向けてインターネットの

世界に放り投げてやれるよう予約しておこう、とか

決行は土曜日の旦那さんが帰って来る直前にしよう

などの先生を追い詰めることしか考えてなかった





土曜日 午後1時 先生宅


「お邪魔します」


「はいはい、どうぞいらっしゃい」


先生が意気揚々と玄関まで迎えにきてくれた

この顔は苦痛に歪むのか、それが気になる


「とりあえず始めましょうか山梨さん」


「はい!お願いします」


「とりあえずこの前のテストの結果だけど

凄いわね、全教科平均点プラス15点ほどで

かなり優秀と言える成績だわ!

やっぱりあなた、本当は解けたのね

白紙なんかで提出しちゃって

能ある鷹は爪を隠すとか言うけ………」


今の私にとっては先生の言葉は何も響かない

聞く価値もない、人を騙す道具にしか見てないのなら

私は徹底的に潰す、徹底的に

今回は絞り上げるかな?まぁどっちにしろ楽しくなりそう♪


「ちょっと聞いてる?山梨さん?」


「あ、すみませんちょっと考え事を…」


「もしかして白紙事件と何か関係ある?

私は問題を解決する責任があるから

悩みでも、考え事でもなんでも聞かせて!」


下らない、この人を見てると本当嫌になる

そして期待していた私がいたのも嫌になる


「とにかく最初は英語からね!」


「ええ、はい」


そこから私は真面目に勉強していた


土曜日 午後6時 先生宅


「うん!かなり埋まってるね!

分からないところもとりあえず埋めるのは大切だからね!成長してると思うわ!」


「ありがとうございます」


「それじゃあご飯はどうする?

また泊まる?それともご飯だけ食べる?

ご飯も食べずに帰る?」


何か言い方に毒を感じるのだけれども…


「泊まらせてもらってもいいですか…?」

ここはあえて家庭が嫌なふりをする

そのこと自体に意味がある、

そう思っているかどうかはどうでもいい


「それじゃあ、材料を買いにスーパーに行きましょう、私は今からお金とか服装とか色々準備してくるからちょっと待っててね」


チャンス!今のうちに犯罪セットを回収

私のスマホにデータを移さないと

そこから私は急いで、そして音を立てずに

寝室へ急いだ


土曜日 PM6時20分 先生宅 寝室


えっと多分ここにあるはず……

あった!とりあえずデータは放置で

ここから回収、撤退が先決

立ち上がり、元の部屋に戻ろうと振り向いた時

本来の家庭ならないものを見かけた

そこで私の悪い癖が出た、興味が湧いてしまったのだ

寝室のベッドの横にはテーブルが置いていて

その上にはぬいぐるみがあった

まず私が先週来た時は無かった…

ビデオは確認してないから知らないけど

何か不安を煽る存在ね…

私は元の部屋に戻り、落ち着いて待っていた


「ごめんなさいね、遅くなって、じゃ行きましょ」


土曜日 午後6時30分 スーパー


「今日はカレーね!辛口と甘口どっちがいい?」


「辛口でもいいですか?」


「ええ、いいわよ!先生の腕に期待して!」


土曜日 午後7時 先生宅


「じゃあ作り始めるわね、一応ゲーム機はあるから

ゲームしててもいいわよ」


「ところで先生、旦那さんの名前ってなんです?」


「なんでいきなり?」


「なんとなく、これからお世話になる人の名前ぐらい知っておきたいなと思っただけですよ」


「旦那の名前はねγって名前よ」

よし、録音して置いてよかった

これでいつでも脅せる、証拠はあるし

そろそろしかけたほうがいいかしら


「先生、γさんが帰ってくるのって

何時くらいですか?」


「旦那はあげないわよ?

旦那の帰宅は大体8時くらいよ

ホワイト会社勤めだからね!早いの!」

まだ少し長い…

7時30にもちかけよう


「あっ、そうそう人生の先輩として教えてあげる

『証拠は確認しておかないと証拠にならないわよ』

いざって時に確認してなくて役に立たないなんてざらにあるんだから」


えっ?この先生何か知ってる?

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