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プロローグ  作者: 零零九
0章
1/1

戯言

 俺はどうして生きているのだろう?

真っ暗な部屋の中で、ふと頭の中で繰り返した。

答えを探すときりがないことくらい分かっている。ただなんでも良いから理由をつけてみたかった。いや、

理由がないと、俺はきっと納得いかないまま、これから毎日を過ごすことになるだろう。


 俺はどうして生きているのだろう?

もう一度、自分に聞いてみた。だけど答えは出てこなかった。


生きている理由を知りたかった。

生きている理由がなかったら、きっと俺はもうここにはいられない。





見つからない。

見つからない

だから俺は



死にたいと思ったんだろ?

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