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詩の目次

世界の終わり

作者: 冬野三月
掲載日:2026/06/13

閉じ込めた感情の隙間から 言葉を逃がす

消失点は遥か彼方

戸惑うほどに どこまでも自由


遠くの空にホウキ星

流れるままに進む影


「驚くほどに人生は短い」

誰もがそう言って死んでいく


それはたった今かもしれない

気持ちだけがカラカラと回る


痛みにはいつも脆弱すぎて

心も身体からだも自分の物

じゃないのかもしれない


コントロールを失った宇宙遊泳

しるべのない永遠の黒色こくしょく


運命は昨日に置いてきた

寂しさは一昨日質屋にいれたばかり


返却期限を過ぎたレンタルビデオ

延滞金を払えず逃げた


どこにも行けない夜のふち

どんな場所でも足掻くうち

沖に着くだろ

知らんけど


木星までも行こう

地の底からでも逃げてもみせよう

間違いだらけの世界には

正解もない


出口の見えない毎日で

だからいつも不安になって

君の手を握って

愛が消えるまではそこにいて

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