表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まいにちの小さな冒険 友達や家族と楽しむ毎日の発見  作者: たむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/147

第92話「きつねびをさがして」

秋の夕方、山や林の奥で「きつねび」が見られるという言い伝えがあります。

今日は子どもたちがドキドキしながら、そのふしぎな光を探したお話です。

 ある日の放課後。

 さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、近くの小さな林にやってきました。


「ここで“きつねび”が見られるんだって!」

 ゆうたくんが得意げに言うと、さくらちゃんは目を丸くしました。

「ほんとに? おばけじゃないの?」


「ちがうよ、ほら、不思議な光がふわふわするんだって」

 三人はわくわくしながら林の奥へ入っていきます。


 夕やけがだんだんと夜に変わるころ。

 しんと静かな林の中で、赤や黄色の落ち葉が足もとでかさかさ。


「……あっ!」

 みなとくんが指さした先に、小さな光がふわりとゆれました。

 まるでホタルのように、木の根元でちらちら光っています。


「きつねびだ!」

 三人は声をひそめながら近づきました。


 でもよく見ると、それは落ち葉の間に光る小さな虫。

 でもその光はとてもきれいで、本当に魔法みたいに見えました。


「きつねが遊んでるみたいだね」

 さくらちゃんがつぶやくと、三人はにこにこしながら光を見守りました。


 夜が深くなる前に家へ帰りながら、みんなの心には「ほんもののきつねびを見たんだ!」というわくわくがのこりました。

むかしから伝えられてきた「きつねび」。

本当は虫や光のいたずらかもしれませんが、子どもたちの目にはふしぎな冒険の光に見えるのです。

みなさんも夕方の林を歩くときは、ぜひ足もとや木の影をのぞいてみてくださいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ