第84話「こうようハイキング」
秋の山は、もみじやいちょうでとってもカラフル。
今日はさくらちゃんたちが、家族といっしょにこうようを楽しむお話です。
日曜日の朝。
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、それぞれの家族といっしょに山へハイキングに出かけました。
「見て! 山が赤や黄色でぬりえみたい!」
さくらちゃんが声をあげます。
道の両側には、赤くそまったもみじや、きいろく光るいちょうの木がずらり。
落ち葉をふみしめるたびに、カサカサと楽しい音がしました。
ゆうたくんは小さな木の実を見つけて、ポケットに入れています。
「帰ったらこれで工作しようっと」
みなとくんは川のほとりで足をとめました。
「水にうつった紅葉もきれいだな」
きらきらとゆれる川面に、赤や黄色の色がうつっていました。
お昼は広場でおべんとう。
さくらちゃんのお母さんが作ったおにぎりを、みんなでわけっこしました。
秋の空気の中で食べると、いつものおにぎりも特別においしく感じます。
山を下るころ、夕日にてらされた木々はさらにまぶしく、三人は何度も振り返りながら帰りました。
秋の山は、まるで大きなキャンバスに絵の具をぬったようにあざやかです。
歩くだけで、自然から元気をもらえるのがハイキングのすてきなところ。
みなさんも、秋の山道を歩いてみてくださいね。




