第83話「かきのあじ」
秋になると、オレンジ色の実をつけるかきの木。
今日はさくらちゃんたちが、かきを食べるお話です。
放課後、さくらちゃんは家の庭にあるかきの木を見上げました。
「わぁ、もうすっかりオレンジ色になってる!」
そのとき、遊びにきたゆうたくんとみなとくんもやってきました。
「おっきい実だなぁ」
「もう食べごろかも!」
さくらちゃんのお父さんが脚立にのぼって、実をいくつかもいでくれました。
三人は縁側にすわって、むいてもらったかきを口にします。
「いただきまーす!」
ぱくっ。
さくらちゃんは目をまるくしました。
「すっごくあまい!」
ゆうたくんはにっこり。
「シャリシャリしてジュースみたいだ」
みなとくんは、口いっぱいにほおばりながら言いました。
「秋の味って感じだね」
食べ終わったあと、三人は庭にのこったかきの木をながめました。
青い空にオレンジの実がぽつぽつと光っていて、とてもきれいでした。
かきは、昔から秋を代表するくだもの。
甘さや食感がそれぞれちがって、ひとつ食べるだけで秋のしあわせを感じられます。
みなさんも、秋のかきの味をじっくり味わってみてくださいね。




