第77話「おちばのシャワー」
秋になると、木の葉っぱが色づいてひらひらと落ちてきます。
今日はさくらちゃんたちが落ち葉の中で楽しくあそぶお話です。
公園の大きなけやきの木の下。
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは色とりどりの落ち葉を見上げていました。
「わぁ、きれい!」
さくらちゃんが声をあげます。
赤や黄色の葉っぱが、風にふかれてひらひらと空から舞いおりてくるのです。
「まるでシャワーみたいだ!」
ゆうたくんは両手を広げて、落ちてくる葉っぱをキャッチ。
頭や肩にたくさん葉っぱがのっかって、みんな大笑い。
みなとくんは落ち葉を集めて、ふわっと空に投げてみました。
「ほら! ほんとの落ち葉シャワーだ!」
ひらひらひら……葉っぱが雨みたいに降りそそぎます。
三人は何度も落ち葉を投げたり、寝転んで葉っぱのじゅうたんに寝そべったり。
さくらちゃんが「カサカサって音が気持ちいいね」と言うと、ゆうたくんも「うん! 秋だけのあそびだ!」と笑顔になりました。
夕日が公園をオレンジ色にそめるころ、三人は名残惜しそうに葉っぱを手に一枚ずつ持ち帰りました。
落ち葉はただ掃いてすてるだけじゃなく、あそびにも変身するすてきな自然のプレゼント。
ひらひら落ちる葉っぱを見ていると、秋の風まで楽しめますね。
みなさんも落ち葉のじゅうたんでごろんと寝ころんでみてください。




