第72話「どんぐりのけんだま」
秋の公園には、コロコロとかわいいどんぐりがいっぱい落ちています。
実はそのどんぐりを使って、楽しいおもちゃを作ることができるんです。
今日は、さくらちゃんたちが「どんぐりのけんだま」に挑戦したお話です。
秋のある日曜日。
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、公園のベンチにすわって、ひろったどんぐりをながめていました。
「これでなにか作れないかな?」
ゆうたくんが首をかしげます。
「そうだ! どんぐりけんだま作ろう!」
みなとくんがひらめきました。
三人はさっそく工作開始。
どんぐりにひもを通して、紙コップを受け皿に。
「できた!」
ゆうたくんがチャレンジします。
「えいっ!」
どんぐりがひもの先でぴょんっと跳ねて……コップのふちにコツン。
「あー、入らなかった!」
悔しそうな顔に、みんなで大笑い。
さくらちゃんも挑戦します。
「よーし、次は私!」
どんぐりをふわっと飛ばすと……スポン!
「やったー! 入った!」
「ぼくも!」とみなとくんもがんばり、三人は交代でけんだま遊びに夢中になりました。
公園に夕日がさしこむころ、三人は「今日はけんだま名人になった気分!」と笑顔で帰っていきました。
どんぐりは、遊びのアイデアしだいでおもちゃにもなります。
けんだまにしたり、コマにしたり、いろんな遊び方ができるのが楽しいですね。
秋の公園でどんぐりを見つけたら、みなさんも工作してみてください。




