第64話「どんぐりのおままごと」
秋の木の下には、ころころとかわいいどんぐりが落ちています。
そのどんぐりを使うと、まるでおままごとの食べ物みたいに遊べます。
今日は、さくらちゃんたちが「どんぐりのおままごと」をしたお話です。
ある秋の日。
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、公園の大きな木の下でどんぐりを拾っていました。
「見て! 帽子つきのどんぐり!」
さくらちゃんが手のひらにのせて見せます。
「こっちはまんまるで、大きなどんぐりだぞ」
ゆうたくんは誇らしげに笑いました。
「たくさん集めて、おままごとしようよ!」
みなとくんの一言で、三人は夢中でどんぐりを拾い集めはじめました。
落ち葉をお皿にして、どんぐりをならべます。
「これはカレーライス!」
「こっちはおだんごだ!」
「この細長いのは、フランクフルトにしよう!」
三人は大笑いしながら、どんぐりをいろんな料理に見立てました。
完成したのは、どんぐりカレー、どんぐりケーキ、どんぐりジュース(?)。
秋のごちそうがずらりとならんだように見えます。
「いただきまーす!」
三人はごっこ遊びの中で、手を合わせてにこにこ。
日が暮れるころ、落ち葉の食器とどんぐり料理をならべたまま、三人は「また明日もやろうね」と笑い合いました。
どんぐりは、見た目がかわいいだけでなく、おままごとの食べ物としても大活躍します。
想像力しだいで、どんぐりはケーキにもごはんにも大変身!
みなさんもたくさん集めて、自分だけの秋のレストランを開いてみてくださいね。




