第49話「ひまわりのたねをまこう」
ひまわりは、夏を代表する大きくて元気いっぱいの花。
たねをまくと、ぐんぐん大きく育って、やがて太陽みたいな花を咲かせてくれます。
今日は、さくらちゃんたちがひまわりのたねをまいたお話です。
ある日、学校の帰り道。
さくらちゃんたちは、商店街のお花屋さんの前で立ち止まりました。
「見て見て! ひまわりのたねが売ってるよ」
小さな袋に入った黒いつぶつぶのたね。
店のおじさんはにっこり笑って言いました。
「これをまいたら、夏には大きなひまわりが咲くよ」
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんはさっそく一袋ずつ買って帰りました。
その週末、三人は町はずれの空き地に集まりました。
「ここならいっぱい太陽が当たるね!」
スコップで土をほり、ひまわりのたねをひとつひとつ丁寧にまいていきます。
「大きくなあれ!」
三人は水をかけながら声をそろえておまじない。
数日後。小さな芽がぴょこんと顔を出しました。
「出た! 出た!」
三人はとびあがってよろこびます。
やがて芽はぐんぐん伸び、夏の空に向かってどんどん大きくなっていきました。
「ほんとに太陽を追いかけてるみたい!」
青空の下、ひまわりの芽は未来へ伸びていくようでした。
小さなたねから、大きな花が育つのはとてもふしぎで楽しいことです。
ひまわりは太陽に向かって顔を上げる花。
みなさんもぜひ、ひまわりのたねをまいて育ててみてくださいね。




