第46話「川あそびのひみつ基地」
夏の川は、冷たくて気持ちいい遊び場。
石をならべたり、流れをせきとめたりすれば、自分たちだけの“ひみつ基地”も作れます。
今日は、さくらちゃんたちが川で遊んだお話です。
夏休みのある日。
さくらちゃん、ゆうたくん、みなとくんは、町のはずれの小さな川へ出かけました。
「わぁ、水がつめたーい!」
三人はサンダルをぬいで、足をちゃぷちゃぷ。
川の水はキラキラ光って、とっても気持ちよさそうです。
「よーし、ここに基地を作ろう!」
ゆうたくんのかけ声で、三人は川べりの石を運びはじめました。
大きな石をどんと置いて、小さな石でスキマを埋めていきます。
「こっちはわたしがつみあげるね」
「じゃあ、ぼくは水の流れをこっちに変える!」
夢中になって石をならべるうちに、川の流れがちょっとだけせきとめられ、ぽっかりと水のたまり場ができました。
「やった! ひみつのプールだ!」
三人は大よろこびで中に入ります。水はひざまでで、ちょうどいい深さ。
すると、小さな魚がスイスイ泳いできました。
「すごい! 魚も入ってきた!」
みんなは目をまるくして大はしゃぎ。
水しぶきをあげながら遊んでいると、あっという間に時間がたちました。
空には入道雲がもくもく広がり、川風が心地よく吹きぬけます。
「夏って、やっぱり川あそびがいちばんだね!」
三人は声をそろえて笑いました。
川あそびは、自然の中で楽しめる最高の夏の遊びのひとつ。
石をならべたり流れを工夫したりすれば、自分だけの小さな基地ができます。
ただし、安全に気をつけて、浅いところで遊ぶのが大切ですよ。




